女子シングルスの実力者2人が、6回戦で姿を消した。過去5度の優勝を誇る石川は攻撃的な加藤(日本ペイント)に押し込まれ、「嫌なところに攻めてきた。勝負どころで厳しくいけなかった」。 平野美はカットマンの佐藤(ミキハウス)との長いラリーでミスを連発。昨年の世界選手権で好プレーが光り、5年ぶりの優勝に近い存在と目されていたが「日本のレベルもすごく高い。改めて勝つのは大変だと思った」と悔しさをにじませた。 2人が組むダブルスでは接戦を制して準決勝に勝ち上がった。石川は「平野さんとのペアでは優勝したことがないので挑戦したい」と切り替えた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子シングルス6回戦で敗れた石川佳純=28日、東京体育館 〔写真説明〕女子シングルス6回戦、プレーする平野美宇=28日、東京体育館