Bリーグプレミア(Bプレミア)西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは19日、アウェイのホワイトリングで同地区の信州ブレイブウォリアーズと対戦した。



 10月11日の茨城ロボッツ戦から中7日というイレギュラーなスケジュールとなった名古屋Dだったが、序盤から攻守にわたって安定感抜群のプレーを披露。第1クォーター(Q)こそ13-18とビハインドの展開となったものの、第2Qからは信州のゾーンディフェンスを攻略すると、齋藤拓実と今村佳太が3本ずつ3ポイントシュートを沈めるなど、合計32得点を奪って試合の流れをつかんだ。



 後半は一段とディフェンスのギアを上げて、信州から13個のターンオーバーを誘発(試合全体では19個)。試合を通して11スティールや、ファストブレイクポイントで29得点を奪うなど持ち味が光り、92-77で快勝した。10月30日の滋賀レイクス戦までアウェイが続く名古屋Dだが、開幕から6勝連勝とし、西地区2位をキープしている。



 名古屋Dは信州戦では、スコット・エサトンが19得点、齋藤が16得点、アーロン・ヘンリーが15得点、今村とライアン・ルーサーが13得点を記録。試合後には、ロイ・ラナヘッドコーチ(HC)が記者の質問に答えた。



19得点を挙げたスコット・エサトン(中央)©Basketball News 2for1


ロイ・ラナHCの信州戦後コメント



ーー信州戦の総括



決して楽な試合ではありませんでした。信州は良いチームであり、われわれを強く追い込んできました。常に気を抜くことは許されず、一瞬たりとも安心できる状況ではありませんでした。相手は常に逆転を狙って戦ってきましたし、実際、非常に良いスタートを切っていました。しかし、選手層の厚さが大きな助けとなりました。中東泰斗、小澤飛悠、アイザイア・マーフィー、加藤嵩都は本当によくやってくれました。チーム全員で勝ち取った素晴らしい勝利ですが、今後さらにレベルアップしていく必要があります。



記者の質問に答えるロイ・ラナHC©Basketball News 2for1


ーー前回の試合から8日間空いたが、難しさはあったか



難しい状況です。決して簡単ではありません。練習でできる限り試合に近い状況を再現しようと努めていますが、同時に負荷をかけすぎないように注意も払わなければなりません。そのバランスを取るのが難しいです。最終的には、試合開始のホイッスルが鳴ったときに選手たちがしっかりと準備を整え、戦える状態にあると信じるしかありません。ですから、簡単なことではないのです。



今シーズンは、全ての試合がアウェイで行われているため、リズムを作るのが非常に困難です。それに、試合と試合の間に長い間隔が空くこともありました。それでも、われわれはしっかりと対応してきました。何より楽しみなのは、われわれにはまだ伸びしろがあるということです。これから試合がより定期的に組まれるようになりますが、それに対してどう対応していくのかが本当に楽しみです。



ーー最後まで自分たちのスタイルを遂行できる理由は



われわれのチームには同じ目標を共有する、素晴らしい人間性を持った選手たちが揃っているということです。そして、チームを最大限に成長させるために尽力してくれる、非常に強力なスタッフ陣もいます。私たちは良い関係性を築けています。チームの結束は非常に強く、日々その絆を深める努力を続けています。



信頼とは、相手を大切に思う気持ちから生まれるものです。心から相手を大切に思っていることを示さなければなりませんし、それは本物でなければなりません。相手がそれを感じ取ってくれれば、信頼関係が築ける可能性は高まります。先ほども言った通り、選手だけでなくスタッフも含め、私たちは本当に素晴らしいメンバーに恵まれています。過去からずっと支えてくれているスタッフもいます。人格の優れた人たちが集まれば、信頼関係を築くのは容易なことです。本当に楽しいグループで、毎日職場に来るのが楽しみで仕方ありません。素晴らしいベテランたちがリーダーシップを発揮してくれているおかげで、チームづくりもスムーズに進んでいます。



ーートランジションも洗練されている。今季の攻撃で意識していることはあるか



正直に言えば、今日のわれわれのプレーも、本来のレベルからすると決して洗練されていたとは言えません。もっとうまくやれるはずですし、今後そうなるはずです。ただ、今日はチームにとってプラスとなる収穫もありました。今シーズンはあまり対戦する機会がなかったゾーンディフェンスを多く経験できたことは、実戦形式でゾーンに対する対応力を試す絶好の機会となりました。私たちは今、特にオフェンスの効率をどう高めていくかということに重点を置いています。私たちは正しいやり方でプレーできていますし、数的優位にない状況でも組織的に動こうと努めています。とはいえ、まだ成長の余地はあると考えています。



(芋川史貴)


情報提供元: バスケットボールニュース2for1
記事名:「 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ開幕6連勝!中7日もなんのその ロイ・ラナHC「まだ成長の余地はある」 」