Bリーグ(Bプレミア)・群馬クレインサンダーズは5日、オープンハウスアリーナ太田で茨城ロボッツとプレシーズンゲームを実施。試合前にはコート上で新加入選手の公開入団会見が行われ、群馬クレインサンダーズ代表取締役社長の阿久澤毅氏とゼネラルマネジャー(GM)の吉田真太郎氏カイル・ミリングヘッドコーチ(HC)とキャプテンの辻直人、そして新加入の鶴巻啓太スタンリー・ジョンソンが登壇した。会見でのコメントの一部を紹介する。



カイル・ミリングHCの入団会見でのコメント



ーー新加入のスタンリー・ジョンソンについて



スタンリーについて、この数週間練習をしてこのチームにうまく溶け込んでくれていると思っています。皆さんご存じのとおり、彼は本当に得点が取れる、1対1が非常に強い選手ですけれども、そこからダブルチーム、トリプルチームを引き寄せてくれるような攻撃力があります。彼は得点力だけではなくて、そういったディフェンスを引き寄せていいアシストができる選手だと思っていて、われわれはいいシューターをたくさん持っています。なので、そういったところでチーム、選手を生かしてくれる存在だなと思っています。



ディフェンス面でもスティールを多く量産できる、どこでも守れる選手だと思いますので、われわれのチームスタイル、とくに今シーズンのルールでいろいろな外国籍の選手がコート上にいる中でどこでも守れるというのはわれわれのチームスタイルにフィットしています。また、それはコート上だけではなくてオフコートでも彼の人間性というのは本当に素晴らしくて、すぐにチームに溶け込んでわれわれのチームカルチャー、いいチームの雰囲気を作ってくれていると思っています。



記者の質問に答えるカイル・ミリングHC©Basketball News 2for1


ーー新加入選手も加わった中で、チームの最大の強みは



このチームというのはここ数年、一つ一つ着実にレベルアップを続けてきたチームだと思っています。そして継続してくれる選手が多くいて、そこにこう新しいピースが加わって、とても大きなポテンシャルを持っているチームだと思っています。辻さんのディフェンスというのが気になってくるところです(笑)。



ーー辻のディフェンスについて思うところとは



辻さんは4、5年ともに戦っていますが、辻さんは本当に何でもできる選手ですし、練習から常にハードワーク、チームの中でも一番ハードワークしている選手だと思っています。やはりシュートがうまい選手というのはたくさんいると思うのですが、その中で辻さんはディフェンスというところも更に良くなってくればコート上で違いを作れる選手だと思っています。



辻直人の入団会見でのコメント



ーー今シーズンのあいさつ



皆さんこんにちは!今シーズンもキャプテンを務めさせていただきます辻直人です。やっぱり、目標を達成するまで。このチームで優勝したい、優勝しないとキャプテンは辞めないと、もしくはお前がキャプテンだから勝てないだと言われるまで、辞めさせられるまでキャプテンにしがみついてやろうかなと思っております。(茨城との)試合の3時間以上も前からたくさんの方々が(会場に)お越しくださいまして、やっぱり皆さん今シーズンすごく待ち遠しかったんだろうと、また自分たちにすごく期待してくれているんだなと改めてすごく身に染みて感じました。今シーズン、日本代表が黄金時代と言われておりますが、群馬クレインサンダーズも今シーズン黄金時代を築けるように頑張っていきたいと思います。今シーズンもよろしくお願いいたします。



ーー新シーズンへ向けての期待は



これまで3シーズンこのチームでやってきましたが、またこの2人(ジョンソンと鶴巻)が入ってきてくれて、今までと違ったバスケットが展開できるんじゃないかなと。新しい強みと今までやってきたディフェンスというところ、チームディフェンスというところも2人が入ってきて更に強化できているのではないかなと感じています。



とはいえ、カイルHCが言ったように長い60試合を戦い抜く中で、昨シーズンはけが人が多くて全員が揃うことがあまりなかったんですけど、そういったことがいつ起きてもおかしくないシーズンだと思う。また誰かが欠けたとしても、またそれを補ってみんなで一人ずつステップアップしていって、最後60試合終わってチャンピオンシップ(プレーオフ)を迎えることができたときに、今シーズンやっていって積み上げてきたものをそのチャンピオンシップで最強のチームだと言えるようなチームにしたいなと思っています。



ポーズを決める辻直人(右)©Basketball News 2for1


ーーキャプテンとして新加入の二人に伝えたことやしたことは



何かしたかなぁ。本当に2人とも人として素晴らしい人間性を持った2人だなと。どんな人間かなぁって鶴巻選手はすぐにご飯に行ってすぐに打ち解けたんですけど、スタンリー選手においては、(2026年2月15日の対戦で)僕が同点シュート決めてそのあとすぐに逆転シュートを決められたので(笑)。どんな選手だ?と皆さんも思っていたと思うんですよ。寡黙な感じでぜんぜん人が分からない感じだったんですけど、(群馬に)来てみたらいっちばん陽キャなんですよ、一番おしゃべりで。でも、バスケットになったらもうスイッチが入って、そしてまたみんなを引っ張っていってくれる存在。なので、僕が何かしたとかではなくて、彼ら自身の人間性がこのクラブ、みんなにフィットしているなと感じました。



鶴巻啓太の入団会見でのコメント



ーー新加入のあいさつ



皆さん、はじめまして。茨城ロボッツから移籍してきました鶴巻です。皆さまと一緒に戦えることを本当にワクワクしています。今シーズンどうぞよろしくお願いいたします。



ーー群馬に加わる決断をした理由は



決断をした理由としましては、やっぱり僕が対戦相手(茨城)としてこのオープンハウスアリーナ太田に試合に来たときにファンの皆さまの声援の熱さだったり、圧というのがすごく感じられてアウェイとしてすごくやりづらかったなぁという印象がかなりあって。このチームで僕も一緒に戦ってみたいなという気持ちが大きくなったので、(加入の)決断をしました。



記者の質問に答える鶴巻啓太©Basketball News 2for1


ーー自身の武器、役割はなにか



僕の武器はディフェンスだと思っているので、相手のエースプレーヤーをしっかり止めたいなと思っていますし、トレイ(ジョーンズ)とマッチアップすることはもうなくなったので、良かったなぁと思っています(笑)。



スタンリー・ジョンソンの入団会見のコメント



ーー新加入のあいさつ



ここに来られて本当に嬉しく思っています。ここでプレーしたことは鮮明に覚えています。このチームは本当に強くてタフなゲームだったこと、そしてこのチームが、コーチが何をしてくるかということを鮮明に覚えています。このチームに加わることができて、そして新しいシーズンを迎えることができてとても嬉しく思っています。



ーーBプレミア初年度を群馬で迎える決断をした理由は



最初に吉田さん(群馬GM)からオファーをいただいてコーチと話をして、いろいろな会話をしました。その中で自分にとって、そして家族にとってベストな選択をしたと思っています。鶴巻選手が言ったようにここでプレーすることは本当に大変でしたし、ここは本当にアルティメットな、特別な空間だと思いました。なので、ここでプレーすることが自分にとってベストな選択だと思いました。



笑顔で話すジョンソン©Basketball News 2for1


ーーオンコート・オフコートともにプロフェッショナルでいられるのはなぜか



私はアメリカのカリフォルニアの南アメリカの方で育ったのですが、そこでいろいろな人と接していました。バスケットボールを始めたときにいろいろな人と一緒にプレーしてきましたが、そのとき感じたのは自分自身であることが重要かなと思っています。いろいろなチームメイトのことを知ってフィットする必要もありますが、常に自分自身であり続けるということが重要かなと思っています。



ーーチームが優勝するために必要なことは何か



自分ではプロセスを楽しむことかなと思っています。一日一日、一週間一週間、一試合一試合というのを大切にして、ただプレーオフだけとか、ファイナルだけを頑張るのではなくて、60試合を通して自分たちのプロセスを信じてやっていくこと。コーチが言ったように、そういった過程を踏むことで自分たちがゴールに到達できるチャンスが近づくのかなと思います。



(金野恵理)


情報提供元: バスケットボールニュース2for1
記事名:「 「プロセスを楽しむ」優勝請負人スタンリー・ジョンソンが語る群馬クレインサンダーズが優勝するために必要なこと