マイクロソフトは、一般販売している「ホロレンズ)」を改良し、いわゆる統合視覚拡張システム(IVAS)の生産を行う。
国防総省によると、近接戦闘部隊に次世代暗視スコープと状況認識能力を提供することが目的。兵士が戦闘や訓練に使用するヘッドセットは、標的を定めたり、戦略的決定を下したりする際のデータを提供する他、ナイトビジョンとサーマルビジョンが搭載されているという。
マイクロソフトのアレックス・キップマンテクニカルフェローは同社のブログで「状況認識を高め、さまざまな場面における情報共有と意思決定を可能にする」と説明している。
米証券会社ウェドブッシュ・セキュリティーズのダニエル・アイブス氏によると、今回の契約はマイクロソフトが軍へのAR技術提供を収益につなげることを示すもので、民間企業や消費者へのARヘッドセットの拡大も期待できる。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/04/06-13:28)
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記事名:「 マイクロソフト、米国防総省とARヘッドセット生産契約 」