今回次官補に任命された2人のうちの1人、フランス人女性のナタリー・ベキャール氏(52)は、2019年からシノドスの顧問を務めていた。
シノドス事務局長のマリオ・グレック枢機卿は今回の任命について、「教会内の判断と意思決定の過程において、より多くの女性を参加させたい」という教皇の意向を表していると語った。
シノドスは投票権を持つ司教と枢機卿が主導し、投票権を持たない専門家らも参加する。次回の開催は2022年の秋に予定されている。
フランスを拠点とするザビエール・シスターズに所属するベキャール氏は、フランスの名門ビジネススクールであるHEC経営大学院で経営学の修士号を取得し、米ボストンで学んだ経験を持つ。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/02/08-11:53)
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記事名:「 ローマ教皇、司教会議上級職に女性を初任命 」