プラハ南部で小さな醸造所を経営するイリ・ヤネチェクさんは、「私たちがここにいるのは心底絶望しているから。肉体的にも精神的にも、もう我慢の限界だ」とAFPに語った。
チェコは1人当たりのビール消費量で世界一を誇る。だが、ヤネチェクさんによると、昨年3月以降に政府が3回にわたって導入した飲食店の閉鎖措置により、酒造業界は打撃を受けた。
事業補償も微々たるものだと不満をもらしたヤネチェクさんは、「規制を誤って発動し、貧困、失業、企業の倒産という(新型コロナよりも)はるかに致命的な大流行を引き起こした」と政府を非難した。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/01/05-10:13)
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