同国漁業庁によると、カスピカイアザラシの死骸計272頭が、ダゲスタン共和国の各地で見つかった。中には妊娠していた個体もいたという。
同庁はAFPに対し、大量死の原因として「感染症」と「外的要因」の可能性を挙げ、今後さらに多くの死骸が見つかる恐れもあると明かした。
アザラシは何十年も前から、カスピ海における乱獲と産業汚染の影響の犠牲になってきた。研究者らによると、カスピカイアザラシは20世紀初頭には100万頭以上生息していたが、今では7万頭前後にまで減っているという。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/12/14-11:49)
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記事名:「 アザラシが謎の大量死、カスピ海に死骸300頭漂着 」