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引っ越しや就職の準備費用などで生活費が足りなくなり、お金に困っている新社会人もいるでしょう。
初任給までお金がないときは、食費を削ったり日払いのバイトをしたりすれば、給料が支給されるまでの生活費を工面できます。
また、大手消費者金融のカードローンでお金を借りることも一つの方法です。初めて利用する人は、30日間利息0円で借入れできるためです。また、今の職場に1日でも出勤していれば申し込めるため、社会人1年目でお金がない人にも適しています。
今回は、初任給をもらうまでお金がない人に向けて対処法を紹介します。
実質年利 | 最短融資期間 | 月々の返済額 |
---|---|---|
3.0%~18.0% | 20分※1 | 1000円~ |
・利用者のうち58.2%は20代
・スマホ1つあれば最短20分で借入れ可能
・初めの30日間は利息0円
就職前や転職直後でお金を借りたい状況なら、大手消費者金融のカードローンを利用しましょう。初めて利用する人なら、最初の1ヵ月は利息0円でお金を借りられるためです。
たとえば、30日間の無利息期間が適用される大手消費者金融で5万円を借りた場合、1ヵ月以内に完済できれば利息は1円もかかりません。
さらに、大手消費者金融のカードローンは、今の職場に1日以上出勤していれば審査を受けられます。勤続年数を1年以上としている金融機関も多い中、大手消費者金融であれば、1ヵ月間は給料なしで生活しなければならない転職直後の人や新卒の人も利用できます。
ここでは、NET MONEY編集部がおすすめする大手消費者金融のカードローン4社を紹介します。
会社名 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
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アコム | プロミス | アイフル | レイク | |
融資スピード (最短) | 20分(※1) | Web申込なら最短3分(※1) | 最短18分(※4) | 25分(※5) |
金利 (実質年利) | 年3.0%~18.0% | 年4.5%~17.8% | 年3.0%~18.0% | 年4.5%~18.0% |
無利息期間 | 契約の翌日から30日間(※2) | 30日 | 30日 | 60日 or 180日(※6) |
借入限度額 | 1~800万円 | 500万円 | 800万円 | 500万円 |
審査通過率 | 39.9%(※3) | 35.5% | 32.5% | 26.6% |
土日対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
特徴 | 申込から借入まで2ステップ最短20分!(※1)Web完結カードレス利用可能 | インターネット振込の「瞬フリ」なら365日24時間手数料無料、さらに最短10秒でお振り込み | 融資スピードが早く、24時間365日振込可能 | 無利息期間が最も長いカードローン |
詳細 |
融資スピード | 最短20分※1 |
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利用対象 | ・20歳以上 ・本人に安定した収入があること ・当社基準を満たす方 |
金利(実質年率) | 年3.0~18.0% |
無利息期間 | 契約の翌日から30日間※2 |
借入限度額 | 1~800万円 |
Web完結 | ◯ |
カードレス契約 | ◯ |
自宅への郵送物回避 | 原則なし |
電話による在籍確認 | 原則、お勤め先へ在籍確認の電話なし |
担保/連帯保証人 | 不要 |
スマホATMの利用 | 可能(セブン銀行ATMのみ) |
アコムは、利用者のうち58.2%が20代の若い人です。新規契約者数も他社より多いことから、初めてお金を借りる人から多く選ばれていることが分かります。
20代の利用割合と新規契約者数
20代の割合 | 2024年4月~8月の新規契約者数 | |
---|---|---|
アコム | 58.2% | 166,969人 |
プロミス | 51.4% | 154,599人 |
アイフル | 非公表 | 140,726人 |
レイク | 19.2% | 非公表 |
アコムが多くの人に選ばれている理由は、Web完結で申し込めることや初めての利用なら30日間無利息※など、顧客サービスが充実していることにあります。
また、24時間フリーダイヤルで相談できるうえ、申込み時には画面共有サポートも受けられるので、初めての借入れで不安が多い人も安心です。
融資スピード | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
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利用対象 | ・年齢18~74歳 ・本人に安定した収入があること ※主婦や学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合は申込可 ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込不可 ※収入が年金のみの場合は申込不可 |
金利(実質年率) | 年4.5%~17.8% |
無利息期間 | 最大30日(無利息期間は初回借入日の翌日からスタート) |
借入限度額 | 最大500万円 |
Web完結 | ◯ |
カードレス契約 | ◯ |
自宅への郵送物回避 | 可能 |
電話による在籍確認 | 原則なし※ |
担保/連帯保証人 | 不要 |
スマホATMの利用 | 可能(セブン銀行、ローソン銀行ATMのみ) |
プロミスは、アプリローンであれば最短3分※でお金を借りられます。申込みから契約まで専用のアプリ1つで完結するためです。
さらに、申込み時に入力する内容は以下の5つのみです。
他社のように住所や勤務先情報などの入力は不要なため、仕事の休憩時間や通勤中など、空いた時間に素早く申し込めます。
契約後はアプリを使って手続きすれば、原則24時間365日いつでも最短10秒程度で銀行口座へ振込みしてもらえます。現金が必要な場合は、以下いずれかのコンビニATMに出向き、アプリを使ってATM画面に表示されるQRコードを読み込むだけで借入れが可能です。
融資スピード | 最短18分※ |
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利用対象 | ・満20歳以上69歳まで ・定期的な収入と返済能力があること |
金利(実質年率) | 年3.0~18.0% |
無利息期間 | 最大30日 |
借入限度額 | 最大800万円 |
Web完結 | ◯ |
カードレス契約 | ◯ |
自宅への郵送物回避 | 可能 |
電話による在籍確認 | 原則なし |
担保/連帯保証人 | 不要 |
スマホATMの利用 | セブン銀行、ローソン銀行のATMで利用可能 |
アイフルは、周囲に借入れがバレないための配慮が手厚いことが特徴です。カードローンの利用がバレる原因となる、以下3つをすべて回避できるためです。
カードローンの審査では通常、申込み者の返済能力を調査する目的で勤務先に電話がかかってきます。しかし、アイフルでは申込み者の申告情報や提出書類で審査結果を判断しているため、審査では勤務先に電話がかかってきません。
さらに、アイフルはWeb完結で申し込めば自宅への郵送物も回避できます。契約後はアプリ1つで借入れできるため、ローンカードの発行も不要です。
また、アプリのアイコンは全6種類にきせかえできるため、同僚にスマホ画面を見られても借入れがバレずに済みます。
融資スピード | 最短25分※1 |
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利用対象 | ・満20歳~70歳 ・国内居住者、または日本の永住権を取得している人 |
金利(実質年率) | 年4.5~18.0% |
無利息期間 | ・Web以外の申込み……最大30日 ・Web申込み……最大60日 ・5万円までの借入れ……最大180日 ※各無利息期間の併用は不可 |
借入限度額 | 最大500万円 |
Web完結 | ◯ |
カードレス契約 | ◯ |
自宅への郵送物回避 | 可能 |
電話による在籍確認 | 原則なし※2 |
担保/連帯保証人 | 不要 |
スマホATMの利用 | セブン銀行のみ利用可能 |
レイクは、借入れ額5万円までなら180日間は利息0円で借りられます。レイクで初めて契約する人は、以下いずれかの無利息期間を選べるためです。
たとえば、借入れ額5万円まで180日間無利息を選んだ場合、契約から約半年間で完済できれば利息は1円もかかりません※。5万円以上の借入れを希望する場合は、Web申込み限定の60日間無利息も選択肢となるでしょう。
レイクの無利息期間は他社の2~6倍と長いため、初任給が5月以降に支給される会社に勤めている人でも、利息を1円も払うことなくお金を借りられます。
大手消費者金融の無利息期間
レイク | 最長180日間 |
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アコム | 30日間 |
プロミス | 30日間 |
アイフル | 30日間 |
新社会人は就職に向けて新たな生活が始まるため、初任給をもらうまでさまざまなお金がかかります。
たとえば、就職先が実家から遠い場合は一人暮らしを始めることがあるでしょう。これまで実家暮らしだった人は、食費や水道光熱費だけでなく、引っ越し費用や敷金、礼金なども必要となります。
給料の締め日の勘違いも、お金が足りなくなる原因の1つです。4月末には初任給をもらえると思っていたのに、実際は5月末が支払日だったということもありえます。
では、初任給をもらうまでにお金が足りなくなる状況を具体的に見てみましょう。
新社会人が新たに一人暮らしを始める場合、特にそれが初めての経験であれば、思いがけない大きな出費でお金がない状況になり得るでしょう。
家賃にしても初月1ヵ月分を支払えばよいわけではありません。実際は、敷金や礼金が発生するだけでなく、家具や家電などの生活用品を揃える必要があります。
また、食費も自分で工面しなければなりません。これまで料理をしたことがない人は容量が分からず、外食や無駄遣いが増えることもあります。
とくに新卒の人は、引っ越しだけでお金がない状況にもなりかねないので注意が必要です。
給料日や締め日を勘違いしている場合も、お金が足りなくなる原因になり得ます。
たとえば、給料の締め日が月末だった場合、初任給が4月末日に支払われる会社もあれば、翌月の5月末に支払われる会社もあります。労働基準法では、給料を支払う日程や支払期限について定められていないためです。つまり、初任給が5月以降になるケースもあるということです。
もし勤務先の締め日が月末で給料の支払日が翌月25日の場合、初任給をもらうまで55日間の生活費が必要となります(下表)。
月末締めで給料の支給日が翌月25日の場合
入社日 | 4月1日 |
---|---|
締め日 | 4月末 |
給料支給日 | 5月25日 |
そのため、事前に勤務先の締め日と給料日について把握しておくことが大切です。
初任給をもらうまでお金が足りなくなる状況として、就職の準備費用が想定以上にかかったことが挙げられます。
たとえば、スーツやバッグなど出勤に必要なアイテムに加えて、パソコンや専門機器などを準備しなければならない場合もあるでしょう。遠方で研修がある場合は、スーツケースなども必要です。
引っ越しなどですでに多くのお金がかかっているにもかかわらず、就職したあとに準備しなければならない備品が分かり、思いがけない出費となる可能性もあります。
とくに新社会人は貯金が少ないケースも多いことから、初任給をもらうまでは無駄遣いをしないよう心がけましょう。
新社会人が初任給をもらえるタイミングは、会社によって異なります。労働基準法では、毎月1回給料を支払えばよいと定められているためです。
賃金は、毎月一回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。
毎月1回以上支払うことが義務付けられているため、初任給が5月になる場合は違法と考える人もいるでしょう。しかし、不当に長い期間支払いが滞らない限りは問題ないとされています。
たとえば、賃金計算期間と支払いが「当月末締め翌月25日払い」に設定されているケースを見てみましょう。4月1日が入社日の場合、会社に支払義務が生じるのは5月25日です。
このように、初任給をもらえるタイミングは、各社で定められている締め日と支払日によって異なります。
4月に初任給をもらうケース(一例)
締め日 | 支払日 | 初任給 | 支給額 |
---|---|---|---|
月末 | 当月20日 | 4月20日 | 4月1日~30日までの1ヵ月分 (10日分は前払い) |
15日 | 当月25日 | 4月25日 | 4月1日~15日までの15日分 |
5月以降に初任給をもらうケース(一例)
締め日 | 支払日 | 初任給 | 支給額 |
---|---|---|---|
月末 | 翌月5日 | 5月5日 | 4月1日~30日までの1ヵ月分 |
月末 | 翌々月1日 | 6月1日 | 4月1日~15日までの15日分 |
初任給をもらうまでにかかる生活費は、居住地域や世帯の構成人数などで異なります。
たとえば、総務省が公表している統計によると、34歳以下の単身世帯が1ヵ月にかかる生活費は167,910円です。
34歳以下の単身者が1ヵ月にかかる生活費
食費 | 41,751円 |
---|---|
住居費 | 36,954円 |
水道光熱費 (電気・ガス代など) | 10,119円 |
家具・家事用品 | 4,568円 |
被服および履物 | 6,792円 |
保健医療 | 5,117円 |
交通 (電車賃や自動車の維持費用など) | 7,836円 |
通信 | 5,421円 |
旅行などの教養娯楽 | 23,248円 |
その他 (美容院など) | 27,904円 |
つまり、4月1日入社の新卒が一人暮らしをしている場合、4月の生活費として17万円程度を残しておかなければならないということです。初任給が5月末や6月初旬に支払われる場合は、最初の1ヵ月だけでなく、2ヵ月分の生活費(34万円)が必要です。
初任給までの生活費が足りなくて困っている場合は、支出を抑えたり臨時収入を増やしたりすることで現状を打開できます。
たとえば、食費を削る、出費のかかる誘いを断るなどの対処をすることで、支出を最小限に抑えられるでしょう。また、不用品を売却したり日払いのバイトをすれば、臨時収入を増やせます。
どうしても給料日までお金がない状況を解決できないなら、会社に前給制度がないか確認してみましょう。福利厚生として用意されている場合は、給料日前でもすでに働いた分の給料をもらえます。
ここでは、初任給までお金がないときに、すぐにできる対処法について解説します。
まずは、普段の食費を計算しましょう。食費が初任給の20%以上を占めていたら、少しずつ抑えるように努力する必要があります。
たとえば、外食を極力減らせば支出を大幅に抑えられます。
自炊が難しい場合でもご飯と味噌汁、納豆などの栄養価が高くてお腹が膨れるものを食べるようにしましょう。
ほかにも、食事をして感想を発信すると謝礼が支払われるグルメモニターに応募することも、食費を削る方法の一つです。
給料日までお金がない状況なら、出費のかかる誘いを断りましょう。
新社会人の場合、最初の1ヵ月は交流を兼ねた飲み会などが多くなりがちですが、1回でも断れば出費を抑えられます。
また、休日は外出をせず、本やテレビなどお金のかからない趣味を楽しむようにして家で過ごせば、光熱費の出費程度で済みます。家ですることがない場合は、月額1,000円前後の動画見放題のサービスなどを活用するとよいでしょう。
初任給までの生活費が足りないなら、不用品を売却してお金を工面しましょう。
たとえば、家にある使わなくなったブランドもののバッグやアクセサリー、家電製品は、さまざまな場所で売却できます。買取専門店に持っていくだけで、その日のうちに現金を受け取れるので、今すぐお金が必要な場合にも役立ちます。
自分にとっては不要なものでも、うまく売却すれば意外にも高く売れることがあるかもしれません。部屋の片付けにもなって一石二鳥です。
初任給までお金がない状況なら、日雇いのバイトや副業をすることも一案です。
とくに、日雇いのバイトは、その日のうちにお金を受け取れることもあるため、最初の1ヵ月の生活費が足りない場合に重宝します。
以下のバイトアプリを利用すれば、履歴書や面接不要で、即日中に働くことも可能です。
なかには1時間から働けるバイトもあるので、土日の休日だけでなく、平日の退社後に取り組んでもよいでしょう。
また、長期的に収入を増やしたいなら、副業を始めることも一つの方法です。最近では、副業を許可している会社も増えているため、自分のスキルを活かせば収入アップを目指せます。
どうしても給料日までの生活費を工面できない場合は、会社に前給制度(前払い制度)がないか確認してみましょう。勤務先に福利厚生の一環として前給制度が導入されていれば、給料日前であってもすでに働いた分の給料を受け取れるためです。
勤務先に前給制度がある場合、アプリやWebから申請するだけで最短即日で振込みしてもらえるため、初任給までの生活費不足を補えます。まずは、以下いずれかの方法で前給制度があるかどうかを確認してみましょう。
ただし、会社に前給制度がある場合でも、新卒は利用できないケースもあります。いつから利用できるのか、どうやって申請するのかなどは直属の上司に聞いてみましょう。
一人暮らしの新卒の場合、対処をしてもお金がない状況を解消できないこともあるでしょう。
その場合は親や親族、親しい友達から借りられないか相談することをおすすめします。正直に話すと、協力を得られるかもしれないためです。
とくに、給料をもらうまでのつなぎなので、少額であるケースが多いでしょう。また、返済の目処が立っているので、お金を貸す側にとってもリスクは少ないと考えられます。
身近な人に頼れない場合は、クレジットカードを活用することも一案です。食費などをカードで決済すれば現金を残せます。
ここでは、対処してもお金が足りないときの手段について解説します。
給料日までのお金がない場合は、親や親族からお金を借りることを検討しましょう。普段からの関係が良好なら、貸してくれたり支援してもらえたりする可能性があるためです。
場合によっては、支払期限や利息を設けずにお金を貸してくれることもあるでしょう。
とはいえ、いくら身近な人であっても、お金の貸し借りでトラブルになることもあります。何にお金が必要なのか、いつまでにお金を返すのかなどをきちんと話し、初任給をもらったらすぐに返すようにしましょう。
必要な金額が少額であれば、親しい友達に相談することでお金を借りられる可能性があります。少額であるほどお金を貸す側のリスクが低いことから、協力を得られやすいためです。
お金を借りたいと申し出る際は、返済する意思を示すことが大切です。以下のような、最低限のルールを守りましょう。
ただし、関係性や相手によっては相談しただけで友人関係が崩れる場合もあるので、どうしてもお金を工面できないときの最終手段として考えましょう。
初任給まで生活費が不足するなら、クレジットカードを使用しましょう。クレジットカードのショッピング機能を利用すれば、手元にある現金を残せるためです。
たとえば、日用品費や食費、被服費や履物などをクレジットカードで決済すれば、手元にある現金を使わずに済みます。現金があれば、急な出費が発生した際にも対処できるでしょう。
ただし、クレジットカードで決済した場合、翌月の請求額が高額になる可能性があります。初任給をもらったあとの生活に困らないよう、分割払いやリボ払いなどを活用しましょう。
クレジットカードを持っていない人は、以下のカードであれば最短即日で発行できます。
就職直後にカードローンでお金を借りることは可能です。申込条件に勤続年数を定めていないカードローンであれば、新社会人も利用できるためです。
たとえば、消費者金融や銀行カードローンは、申込み条件に勤続年数が定められていません。
なかでも、アコムやプロミスなどの大手消費者金融は、今の職場に1日以上出勤していれば申し込めます。
とはいえ、新卒の場合は勤続年数が短いため、一般的にはローン審査に通りづらいといわれています。少しでも審査通過率を上げたいなら、借入れ希望額を5万円程度の少額にするなど対策を講じましょう。
内定していても、アルバイトをしていない学生はカードローンでお金を借りられません。入社していない以上は、内定先が勤務先として認められないためです。
入社前にどうしてもお金が必要になった場合は、アルバイトを始めてお金を工面しましょう。バイトを始めたばかりの1ヵ月は給料なしですが、1日でも働いていれば大手消費者金融のカードローンに申し込めます。
アルバイトができない状況なら、内定者ローンに申し込むことも一案です。内定先が決まっており、卒業見込みがある人なら、アルバイトをしていない学生もお金を借りられます。
初任給をもらうまでお金がない状況なら、所有しているクレジットカードのキャッシング枠を利用することも一つの方法です。キャッシング枠が設定されていれば、コンビニなどのATMでカードを挿入するだけですぐに現金を借りられるためです。
クレジットカードには、以下2つの機能があります。
クレジットカードの2つの機能
ショッピング枠 | 商品購入などの料金を立て替える機能 |
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キャッシング枠 | 現金を借りる機能 |
キャッシング枠は任意で設定するものですが、自分も気づかぬうちに借入れの審査に通っている可能性があります。まずは、以下いずれかの方法でキャッシング枠の有無を確認してみましょう。
お金を借りたら、信用情報にかかわる支払いを優先的に進めましょう。
信用情報にかかわる支払いが遅れると、今後5~7年間はローン審査に通らなくなったり、クレジットカードを発行できなくなったりするためです。スマホ本体代の分割払いの審査にも通らなくなる可能性があります。
また、家賃や電気などのライフラインに直結する支払いも外すことはできません。特に家賃は、滞納が続くとオーナーや仲介業者から退去命令が出されることもあるので注意が必要です。