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ETCカードの発行には一定の審査がありますが、急いでETCカードを利用したい方には厳しい審査のあるETCカードは避けたいものです。
この記事では、ETCカードの発行におけるポイントや、発行までの時間について解説していきます。ETCカード付帯のおすすめのクレジットカードも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
まずは、ETCカードを発行する前に知っておきたいことについて紹介します。最短の時間で発行するために審査されるポイントを知っておきましょう。
ETCカードの発行時も、信用情報を用いて審査が行われます。どのような情報が審査対象なのか事前に把握しておくことも重要です。
申し込み時は、信用情報機関を利用して、申し込んだカード会社以外のクレジットの利用状況がチェックされます。この「信用情報」は、以下のようなデータです。
クレジットカード付帯のETCカードを発行する場合、本カードの発行の対象年齢が条件に含まれます。つまり、クレジットカードは18歳より若いと申し込むことができないので、ETCカードも同様に申し込み不可能となります。
家族カードでもETCカードを利用できるため、家族カードを申し込んでみることもひとつの方法です。家族カードであれば審査対象は本会員となります。
クレジットカード会社が発行する付帯カードとは別に、高速道路6社が共同で発行するETCパーソナルカードというカードがあります。審査不要で発行できるので、16歳以上であればだれでも申し込むことができます。
ただし、ETCパーソナルカードには年会費1,257円(税込)ががかかります。また、デポジット(保証金)制のため入会時に最低2万円単位で入金が必要です。解約時には全額返金されます。
ETCパーソナルカードはデポジット額の80%までしか利用できません。たとえば月に5,000円(税込)利用する場合は、その4ヵ月分となる2万円(税込)をデポジットとして入金します。
最後にデポジット額の80%を超過すると、一時的に利用停止されます。
こういったデポジット制度により未払いを防止できるため、審査が不要となっています。
審査基準を公表することはないため、審査に通りやすいかどうかは「最短発行時間」を判断基準としています。
最短発行時間が短ければ審査基準が細かくなく、審査に通りやすいと仮定します。
この記事では審査に通りやすいクレジットカード付帯のETCカードについて紹介します。
審査不要のETCパーソナルカードは、ETCカードとして魅力的です。しかしその一方で、年会費1,257円(税込み)が必要な点や、最低でも2万円(税込み)のデポジットを入金しなければいけません。また、クレジットカード付帯のETCカードを持っているなら、通常のお買い物にクレジットカードを利用できるのです。
こういった2種類のカードの違いから、ETCパーソナルカードよりもクレジットカード付帯のETCカードをおすすめしています。
特徴1:審査完了後、最短5分でETCカードを申し込み可能
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、審査完了後最短5分でデジタルカードがアプリ上に発行され、そのまま専用サービス「Netアンサー」からETCカードを申し込むことが可能です。
特徴2:クレジットカード1枚につき5枚までETCカード発行可能
クレジットカードを1枚発行すると、5枚までETCカードを年会費無料で発行することができます。
特徴3:QUICPay利用で通常の4倍ポイントが付与される
クレジットカードを利用すると貯まる永久不滅ポイントは、QUICPayを利用すると1,000円(税込み)につき4ポイント付与されます(還元率 最大2.0%※)。また、ETCカードの利用分も1,000円(税込み)につき1ポイント付与されるので、効率良くポイントを貯められるおすすめのカードです。
最短発行時間 | 5分 |
---|---|
【カード】 | 初年度無料 初年度無料 2年目以降は1,100円(税込み) ※年1回利用すると翌年度も無料 【ETCカード】 無料 |
還元率 | 1,000円(税込み)につき1ポイント付与 ※ |
\本日中の審査まであと!/
特徴1:モバイル即時入会サービスで入会すると、最短5分でデジタルカード発行
顔写真付き本人確認書類で本人確認を取れる方は、インターネットのモバ即サービスを利用して最短5分でデジタルカードを発行できます。その後は「MyJCB」サービスから追加でETCカードをすぐに申し込めるので、ETCカードの発行までスピーディーに手続き可能です。
特徴2:利用通知や使いすぎ防止アラートで逐一状況をチェック
カードを利用するとリアルタイムで通知が届くサービスや、事前に設定した金額を超える利用額の場合はアプリやメールでお知らせをしてくれるので、カードの使いすぎや不正利用防止に活用できます。
特徴3:パートナー店舗で利用するとポイント最大21倍還元
JCB CARD Wの利用で貯められるOki Dokiポイントは国内外どこで利用してもポイント2倍です。また、パートナー店でカードを利用すれば、たとえばStarbucks eGiftの購入はポイントが21倍になるので、おトクにポイントを貯められます。
最短発行時間 | 5分 |
---|---|
年会費 | 【カード】 無料 【ETCカード】 無料 |
還元率 | 1,000円(税込み)につき2ポイント付与 |
特徴1:セゾンカウンター受け取りでETCカード即日発行可能
セゾンカードインターナショナルは、申し込み時にカードの「セゾンカウンター受け取り」を選ぶことができます。対象のカウンターであればカードを受け取った際にETCカードを発行したい旨を伝えれば、その場で即日発行が可能です。
※2024年8月16日~12月末は、即日発行はいたしかねます。ご了承ください。
特徴2:カーライフ関連のサービスや優待が充実している
カードには「ハーツレンタカー優待」、「カレコ・カーシェアリングクラブ優待」、「オリックスレンタカー優待」が付帯しています。車好きの方やレンタカーをよく利用する方にとっては嬉しいサービスです。
特徴3:完全ナンバーレスでセキュリティ面も安全
カードは完全ナンバーレスなので、カード情報を盗み見される心配もありません。
最短発行時間 | 即日※ ※2024年8月16日~12月末は、即日発行はいたしかねます。ご了承ください。 |
---|---|
年会費 | 【カード】 無料 【ETCカード】 無料 |
還元率 | 1,000円(税込み)につき1ポイント付与 |
特徴1:イオングループ対象店舗の特典でポイント還元アップや割引を利用できる
イオングループ対象店舗でカードを利用すると、WAONポイントがいつでも2倍になります。また、毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」は購入代金が5%オフです。55歳以上の会員であれば毎月15日に5%オフになるなど、イオンをよく利用する方におすすめのカードです。
特徴2:ETCゲート車両損傷お見舞金制度あり
万が一、ETCゲートで開閉バーに衝突して車両が損傷した場合、年1回一律5万円分のお見舞金を受け取ることができます。
特徴3:最短翌日にETCカードを発送可能
平日14時までに申し込みされたETCカードは最短翌日にカードを発送してもらえるので、クレジットカード発行からETCカード発行までの間隔がスピーディーです。
最短発行時間 | 5分 |
---|---|
年会費 | 【カード】 無料 【ETCカード】 無料 |
還元率 | 0.5% |
特徴1:たまったポイントは1ポイント1円単位でオートキャッシュバック
ポイント交換の手間をかけずに、貯まったポイントは1ポイントにつき1円で自動キャッシュバックされます。
特徴2:ETC利用や携帯電話料金の支払い時にポイント2倍※1※2※3
ドコモやソフトバンクなどの携帯電話利用料金や、BIGLOBEなどのインターネットプロバイダー利用料金の支払いを行うと、ポイントが2倍になります。また、ETCカードの利用時もポイント2倍です。
※1 携帯電話・PHSのご利用料金(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)
注:ご利用内容によっては、一部対象外となる場合があります。
※2 インターネットプロバイダーのご利用料金(Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN、So-net)
注:ご契約内容によっては、一部対象外となる場合があります。
※3 ETCマークのある全国の高速道路、一般有料道路の通行料金
特徴3:専用ネットショッピングモールを経由するとボーナスポイントあり
専用サイト「POINT名人.com」を経由して楽天市場などのショップでお買い物をすると、ポイントを更に効率よく貯めることができます。
最短発行時間 | 最短翌営業日 |
---|---|
年会費 | 【カード】 無料 【ETCカード】 無料 ※新規発行手数料 1枚につき1,100円(税込み) |
還元率 | 1,000円(税込み)につき5ポイント付与 |
そもそもETCカードとは、有料道路を通行したときに、カードを利用してETCシステムで自動的に通行料金を決済する方法です。
クレジットカードの追加カードとして作成する場合には、クレジットカード本体の与信審査があった上でETCカード付きのクレジットカードが発行されます。逆にクレジットカードがない場合には、デポジット(保証金)を預けることで審査なしにETCパーソナルカードが作成できます。
クレジットカードはあらかじめ決められた与信限度額までであれば、クレジットカード会社が料金を建て替えて払うので個人の属性が測られますが、ETCパソカは保証金をあらかじめ納める必要があるので審査はありません。
請求金額の確定は、クレジットカードの場合各クレジットカードの締め日に確定し、ETCパソカの場合は月末締め切り翌27日に口座振替です。またクレジットカードの多くは支払い金額を確認できるアプリが備わっている場合が多いですが、ETCパソカはMy Pasocaに登録すると請求金額を確認できるようになります。
ETCパーソナルカード(ETCパソカ)とは、有料道路を使うときに利用できるETCカードです。ETCカードの中でもクレジットカードに付帯しているカードとETCパソカに分かれます。ETCパソカはクレジットカードを持っていない人でもデポジットを預け入れると審査なしで発行される点は先ほどもお伝えしました。
ETCパソカの基本情報をまとめると次のとおりです。
審査申込み年齢 | 16歳以上(要親権者の同意) |
---|---|
年会費 | 1,257円(税込) |
締め日 | 月末 |
支払日 | 翌月27日 |
デポジット最低金額 | 20,000円 |
発行期間 | 概ね1ヵ月 |
ここで注意が必要なのはETCパソカのデポジットと利用料金の支払いの関係性です。なぜなら、デポジットの支払いと月額料金の支払いは同期しておらず支払うタイミングが異なるからです。デポジット最低金額の2万円を預託していた場合、70%にあたる金額を有料道路で使った場合に口座振替で強制的にデポジットの引き落としがなされる点に注意しましょう。
またETCパソカはクレジットカードと同様に申込みが必要な点に注意しましょう。具体的な申込書作成の方法は以下になります。
各種情報を入力した後は、ETCパソカの事務局宛にプリントアウトした書類にサインをして送ります。
繰り返しになりますが、クレジットカード付帯のETCカードと異なり、ETCパソカは審査が必要ありません。ETCパソカはデポジットをあらかじめ預け入れていて、デポジット額の80%を高速道路で利用すると一時的に利用が停止されます。
また年齢条件も16歳以上と定められていますが、親権者の同意が必要な点には注意しましょう。未成年がETCパソカを作成するためには、提出する書類の中の本人確認書類で親権者同意と親権者の本人確認書類を提出しなければなりません。未成年者の親権者である証明には続柄明記の住民票が必要となるため、あらかじめ取得しておく必要があります。
またETCパソカはETCを利用するためにのみ使用するカードなので、未成年者であったとしても、本人確認書類は原則運転免許証に限定されます。仮に最速でETCパソカを手に入れるためには16歳で自動車学校に通い、普通二輪の免許を取得する必要があります。
ETCパソカは16歳以上という年齢制限がありながらも審査がないため、クレジットカードを申し込まなければならないETCカードより簡単に持てる点はメリットです。ただし、ETCパソカはデポジット額によって有料道路を利用できる金額が決まっているため注意が必要です。
仮にETCパソカの利用が一時停止された場合には、料金所での支払いをクレジットカードや現金で行わなければなりません。もし、16歳の未成年者が有料道路を使って帰る予定をしていたのにETCパソカを利用できず、料金も支払えず、公道を通って帰ったところ夜遅くの帰宅になるといった事態も考えられるためデポジット額はなるべく高く預託しておいたほうが良いでしょう。
先ほどETCパソカカードを審査なしで取得できるETCカードである点と、デポジット金額の80%を有料道路で利用してしまうと一時的に利用できなくなる点をお伝えしました。以下ではETCパソカのデポジット制度について詳しく解説していきます。
ETCパソカに利用されているデポジットの払込時期は4パターンに分かれます。
このように必要に応じてデポジットの預託が行われるため、有料道路の利用料金の決済とは別時期になる点に注意しましょう。有料道路の利用料金の決済は、締め日が月末、支払いが翌月27日に口座振替で行われます。
仮にETCパソカのデポジット額増加を申請して2万円分の増額を行おうとすると、デポジットの増額を行った時期の支払い金額が見かけ上2万円増えます。デポジットの増加分がそのまま利用料金に充当される訳ではありません。それに加えて、有料道路の利用金額を支払えなくなったとしてもデポジットの払い戻しがないため口座残高に注意が必要です。
その他にも、ETCパソカの会員になると年会費1,257円(税込)の支払いも必要になる点には注意しましょう。
ETCパソカのデポジットシステムを知るために、まずは料金について確認していきます。デポジットの料金は有料道路の平均利用月額の4倍となります。たとえば、平均的に有料道路を月々5,000円使っていたとすると、デポジット額の計算は次のようになります。
なぜ月額料金の4倍も必要なのかというと、利用料金の決済が利用した翌月になるからです。具体的に毎月5,000円を使ったとして限度額を考えてみると次の表のようになります。
月 | 1ヵ月目 | 2ヵ月目 | 3ヵ月目 |
---|---|---|---|
利用額 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
限度額残り(限度額) | 15,000円(20,000円) | 10,000円(20,000円) | 10,000円(20,000円) |
決済額 | 0円 | 5,000円 | 5,000円 |
このようにデポジットを平均利用額の4倍としても、2ヵ月目には2倍しか残っていない計算になります。またETCパソカはデポジットの80%で一時的に利用が制限されるため、デポジットの限度額はより低い値になる点も覚えておきましょう(デポジット金額が20,000円の場合は自動積増機能で引き落としが不可になった場合利用不可)。
またデポジットの計算方法には年間最高利用額で計算する方法もあります。年間最高利用額で計算する方法は、ある時期に集中して利用する人のデポジット金額計算方法といえるでしょう。具体的には、平均利用月額と突き合わせて計算を行います。
実数値 | 変換値 | デポジット金額 | |
---|---|---|---|
平均利用月額(※1) | 4,500円 | 5,000円 | 20,000円 |
年間最高利用額(※2) | 42,000円 | 60,000円 | 60,000円 |
年間最高利用額のほうが平均利用月額より上回っているため、6万円のデポジット金額を選択しましょう。
実数値 | 変換値 | デポジット金額 | |
---|---|---|---|
平均利用月額(※1) | 13,000円 | 15,000円 | 60,000円 |
年間最高利用額(※2) | 35,000円 | 40,000円 | 40,000円 |
平均利用月額のデポジット額のほうが、年間最高利用額よりも上回っているためデポジット金額は6万円を選択しましょう。
先ほどデポジット金額について解説してきましたが、続いてはETCパソカの利用限度額について確認しましょう。まず最初の注意点としては、利用限度額とカードの一時利用停止には乖離がある点です。デポジット金額の80%までETCパソカを利用すると一時カードの利用ができなくなります。(デポジット金額2万円の場合は別条件あり)
より具体的にデポジット金額の限度額とカードの利用が停止するラインの関係性を一覧表にまとめると次のとおりです。
デポジット金額 | 利用停止ライン |
---|---|
20,000円 | 14,000円※ |
40,000円 | 32,000円 |
60,000円 | 48,000円 |
80,000円 | 64,000円 |
このようにデポジット金額の80%を有料道路で利用するとETCパソカが利用停止となるため注意しましょう。
またデポジット金額を2万円に設定したときに限って、利用停止ラインが1万4,000円になり「自動積増」が行われます。具体的な制度内容は次のとおりです。
仮に自動積増制度が適用された場合には、申込書に登録した口座から適用された月の6日または23日(24日以降の場合は翌月6日)にデポジットとして2万円が引き落とされます。デポジット料金として引き落とされるため、有料道路利用料金に充当されない点には注意しましょう。
また自動積増制度の他にも事務局に申請すれば、デポジット金額を増額させることは可能です。具体的なステップは次のとおり。
増額とは逆にETCパソカを利用している期間中は、デポジット額を減額して払い戻しを受けられないため注意しましょう。
ETCパソカを利用中にデポジット金額の減額をして払い戻しを受けられないことをお伝えしましたが、解約をしたら話は別です。ETCパソカを解約するとデポジットは決済が済んでいない金額を差し引いた金額が払い戻しされます。具体的に未決済の利用料が2,000円残っていたとしてデポジット金額が2万円とすると、返金は次の金額になります。
返金をETCパソカ側に行ってもらうためには、ETCカードの解約が必要なので手順をまとめておくと次のとおりです。
解約手続きはETCパソカが事務局に届いた時点で開始され、カードの利用停止措置が取られます。必要書類到着から1ヵ月半~2ヵ月程度でデポジットが登録口座に返金されます。
ETCパーソナルカード解約届兼デポジット返還請求書【Web版】に記入する事項は以下のとおりです。
また準備する必要書類は次のとおりです。
このようにしてETCパソカは解約され、デポジットに入金した金額の返還がなされます。
ここまでETCパソカについて詳しく解説してきましたが、カードを利用するメリットは次のとおりです。
それぞれを詳しく解説していきます。
ETCパソカ最大のメリットはクレジットカードの審査なしに作れる点です。クレジットカードはあらかじめクレジットカード会社が費用の立替を行うため、個人もしくは法人に支払い能力があるかどうかを確認する必要があります。
しかし、ETCパソカはあらかじめデポジットという形で預託されたお金を担保としてもっているため、個人の支払いを厳格に見る必要はあまりないといえるでしょう。そのためクレジットカードのような審査がなく、比較的誰でも作りやすいETCカードの種類といえます。
また誰でも作りやすいといった観点からのメリットとしてあげられるのは、クレジットカードが作れないような人でもETCパソカは作成できる点です。何らかの理由で信用情報に傷がついた人だと、一般的にクレジットカードは作りにくいといわれます。
しかし、ETCパソカはクレジットカードに付帯するETCカードではなく、デポジットも先に払い込まなければならないため、俗に言う金融ブラックと呼ばれる人でも比較的作成しやすいでしょう。
ETCパソカを利用すると有料道路や高速道路を割安で利用できる点もメリットの1つです。たとえば、2022年7月21日現在行われている割引キャンペーンをまとめると次のとおり。
キャンペーン名 | 概要 | 対応車種 |
---|---|---|
平日朝夕割引 | 平日朝:6~9時・夕:17~20時で NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)及び宮城県道路公社の仙台松島道路において利用回数に応じたマイレージサービスポイントの還元率アップ | 全車種 |
ETC休日割引 | 土曜日・日曜日・祝日(一部例外あり)でNEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)及び宮城県道路公社の仙台松島道路において、利用料金の30%オフ | 普通車・軽自動車等 |
ETC深夜割引 | 毎日0~4時でNEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する全国の高速道路及び宮城県道路公社の仙台松島道路において(一部例外道路あり)、30%オフ | 全車種 |
「平日朝夕割」を利用すると、次のようにマイレージサービスポイントが還元されます。
利用回数(1ヵ月) | 還元率 |
---|---|
5~9回 | 通行料金のうち最大100km相当分を約30%分還元 |
10回以上 | 通行料金のうち最大100km相当分を約50%分還元 |
このように最大50%もの還元が受けられます。たとえば、1回あたり2,000円の支出を5回したとすると、約3,000円もの還元を受けられる計算となります。
具体的な計算式を記載すると次のとおりです。
マイレージサービスポイントは高速道路を利用した翌月の20日に付与されます。
ETCパソカは最速で16歳の普通自動二輪の運転免許証を手に入れたときから、親権者の同意を得られれば申込ができます。16歳に限らず未成年者がETCパソカの申込書を提出するときには、親権者の同意と本人確認が必要なため注意しましょう。
一方でクレジットカード付帯のETCカードを作成できないかと疑問に思われる人もいるでしょう。残念ながら、クレジットカードの申込は満18歳以上かつ高校生不可の場合が多く、16歳のお子さんが作成できるカードはほとんどありません。
しかしETCパソカは運転免許証があれば申請できるので、クレジットカード作成よりも早い段階でお子さんが手に入れられる可能性が高いです。
ここまでETCカードのメリットをお伝えしてきましたが、続いては次のようなデメリットを紹介します。
ETCパソカの会員になると年会費1,257円(税込)とあわせて、月額の使用料金とは異なりデポジットを初回に払込む必要があります。デポジットの金額は2万円からとなっており、決して安くはない金額です。
年会費は2022年7月21日現在固定で変更はありませんが、デポジット金額は月額平均利用額の4倍を前もって預託しておく必要があります。たとえば、毎月5,000円の有料道路利用があれば、2万円のデポジットを払込みますが、あくまで保証料であり月額利用料に充当される訳ではありません。
一方でETCカードはETCパソカだけかと言われるとそうではありません。クレジットカードに付随しているETCカードは多数あり、中には年会費無料のものやクレジットカードと一緒に利用することでポイントも貯まるものもあります。
ETCパソカも、ETCマイレージサービスと提携すれば全国の有料道路で使えるETCマイレージサービスポイントを使えますが、クレジットカードの場合は同時に提携しているポイントサービスのポイントも使える可能性が高いです。
先ほどETCパソカはETCマイレージサービスのポイントが貯まる点をお伝えしましたが、逆に言うとマイレージサービスポイントしか貯まらない点に注意しましょう。というのも、クレジットカードに付随しているETCカードであれば、マイレージサービスポイントと一緒に提携するポイントサービスのポイントも貯まるからです。たとえば、楽天カードであれば楽天ポイントなどがあります。
これらのポイントは普段の生活の支払いでもポイントが貯まるので、ライフスタイルによってはETCパソカを発行するよりもお得に利用できる場合があります。そのため、ETCを良く利用するだけだからとETCパソカだけを考えるのではなく、自身のライフスタイルに応じたクレジットカード利用も視野に入れましょう。
またETCパソカを発行すると同時にETCマイレージサービスが使える訳ではなく、登録が必要な点にも注意が必要です。登録手順は以下のとおり。
ETCマイレージサービスへ登録するときに必要な情報は次のとおりです。
このようにETCマイレージサービスに登録する場合には、「ETCカード番号」と「車載器管理番号」の両方が必要になるため、ETCカードだけを発行してもマイレージサービスには登録できません。
ちなみにETCマイレージサービスへインターネットで登録すると即日利用できるようになりますが、郵送での登録だと利用開始までに時間が掛かります。
先ほどもお伝えしましたが、ETCマイレージサービスを利用するためには「ETCカード番号」と「車載器管理番号」が必要であり、ETCカードだけを発行してもマイレージサービスへの登録は不可能です。車載器はカー用品店やカーディーラー店などで購入する必要があり、セットアップ作業も必要です。
セットアップ作業とは車両情報をETC車載器に登録する作業のことです。この作業は自力で行うものではないので、登録店に行って登録を行ってもらいましょう。具体的な登録手順は以下のとおりです。
四輪車の場合には登録する実車の持ち込みは必要ありませんが、二輪車用のETC車載器は実車が必要となるので注意しましょう。
ここまでETCパソカについてを中心にお伝えしてきましたが、ETCカードはETCパソカだけではありません。クレジットカードに付帯するETCカードもあり、普段使いからETC利用によるETCマイレージサービスの利用とポイントが貯まる点を含めて以下のような魅力があります。
仮にクレジットカード機能が必要ない人や、クレジットカードの審査なしでETCカードが欲しい人以外は、ライフスタイルにあわせたクレジット機能一体型のETCカードを選んだほうがいいでしょう。
特にクレジットカードには、ポイント還元だけでなくロードサービスが無料で利用できるといった、特定のカードにしか使えない特典もあるためじっくりと吟味することをおすすめします。
それでは早速クレジットカード付帯のETCカードの魅力を深堀りしていきましょう。
クレジットカードに付帯するETCカードの魅力の1つ目は、ETCカードの年会費が無料であることが多い点です。比較例として以下のクレジットカードを選択しました。
JCB CARD W | 楽天カード | セゾンカード | dカード | |
---|---|---|---|---|
ETC年会費 | 無料 | 550円(税込) | 無料 | 初年度無料 ※翌年以降、前年度に1度もETCカードの利用がない場合は550円(税込)の支払いが必要 |
発行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
カード年会費 | 無料 | 無料 | 年会費無料カードあり | 無料 |
還元率 | 0.3% | 1.0% | 最大2.0% セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)利用時 ※ | 1.0% |
お得な利用シーン | Amazonでのカー用品購入で4倍ポイント還元 | サービスエリアの大戸屋で還元率2.0%達成 | サービスエリアでQUICPayでお買い物で3.0%還元 | 高速道路を使った国内旅行に保険が適用 |
ETC年会費無料 | 通常無料 | ゴールドカード・プレミアムカードもしくは ダイヤモンド会員・プラチナ会員で無料 | 通常無料 | dカードゴールドは永年無料 dカードの場合、年に一度の利用で翌年の年会費無料 |
ETCパソカの場合、年会費が税込で1,257円無条件で支払わなければならない一方で、クレジットカード付帯のETCカードのほとんどは年会費と発行手数料ともに無料です。楽天カードのように通常550円の年会費が発生するとしても、ETCパソカ年会費の半額ですし、カードの種類や会員ランクによって年会費が無料になるので、基本無料が多いと考えて良いでしょう。
また比較表で多かったのがdカードのようなETCを年1回利用すれば年会費が無料となるクレジットカードです。車をお持ちの人で高速道路に全く乗らないといった人以外は、どのカードを選んでも良いでしょう。
クレジットカードに付帯するETCカードの魅力の2つ目は、ETCカードの利用でクレジットカードのポイントが付与されるカードがある点です。比較例として以下のクレジットカードを選択しました。
それぞれのクレジットカードの比較結果をカード還元率を含んだ一覧表形式で示すと以下のとおりです。
JCB CARD W | 三菱UFJカード VIASOカード | 楽天カード | |
---|---|---|---|
ETCカード年会費 | 無料 | 無料 | 550円(税込) |
発行手数料 | 無料 | 1,100円(税込) | 無料 |
ETC利用時の還元率 | 0.3% | 1.0% | 1.0% |
カード年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
カード還元率 | 0.3% | 0.5% | 1.0% |
ETC利用時にも全てのクレジットカードにおいて、通常利用時と同様の還元がなされる傾向にあります。通常よりも高い還元率を誇っているのは「三菱UFJカード VIASOカード」で、通常の還元率が0.5%ですがETC利用時には還元率が2倍となります。
クレジットカードのETC利用時におけるポイント還元率を比較した中では、かなり高い還元率となっているので有料道路を多く使う場合には利用を検討すると良いでしょう。
各クレジットカードを有料道路で貯まったポイントのおすすめの使い方をお伝えすると次のとおりです。(三菱UFJカード VIASOカードは自動キャッシュバックのため記載なし)
クレジットカード名 | ポイント名 | おすすめの使い道 |
---|---|---|
JCB CARD W | Oki Dokiポイント | アマゾンでカー用品購入 キャッシュバックに利用した場合1ポイント=3円のところ、Amazon利用では1ポイント=3.5円に増量 |
楽天カード | 楽天ポイント | 楽天ポイントをENEOSで使う |
このように還元されるポイントによっても利用できる箇所や特徴が異なるため、自身のライフスタイルで何に良く使っているのかを軸に考えると良いでしょう。たとえば、楽天ポイントはコンビニの決済や楽天市場といった場所でも使えるため、ポイントを使ってショッピングを割安にしたい人にとって、「楽天カード」はおすすめなクレジットカードです。
一方Amazonユーザーであるなら「JCB CARD W」はOki Dokiポイントによるポイント利用が通常よりも増量されますし、Amazonでの買い物の還元率が4倍になるためおすすめのクレジットカードと言えるでしょう。
クレジットカードに付帯するETCカードの魅力の3つ目はロードサービスを利用できるクレジットカードがある点です。比較例として以下3つのクレジットカードを用意しました。
それぞれの特徴をロードサービスの比較を含めて一覧表形式にまとめました。
JCB CARD W | セゾンカード | |
---|---|---|
ETCカード年会費 | 無料 | 無料 |
発行手数料 | 無料 | 無料 |
ETC利用時の還元率 | 0.3% | 0.45% |
カード年会費 | 無料 | 年会費無料カードあり |
カード還元率 | 0.3% | 最大2.0% セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)利用時 ※ |
ロードサービス | 付帯なし ※タイムズロードサービスが月220円(税込)で利用可能 | 月々300円で利用可 |
残念ながら「JCB CARD W」には付帯するロードサービスがありませんでしたが、他の2つのクレジットカードであれば、毎月数百円の支出でロードサービスが受けられます。具体的にロードサービス内容をまとめると次のとおりです。
このように各社によって対応する車の保険が異なるため、どのような補償を重視するかによって選ぶクレジットカードを変える考えもあります。
先ほどクレジットカードに付帯するETCカードの魅力について解説してきましたが、クレジットカード付帯のETCカードを使うと実質ポイントの2重取りになるETCマイレージサービスについて深堀りしていきます。
具体的にお伝えする内容は次のとおりです。
ETCマイレージサービスは登録をしなければ利用できないサービスですし、基本的に有料道路のみに利用できる還元ポイントが付与されますが、還元率といった観点で考えると大きなポイント還元になります。
ETCマイレージサービスを使うと、どれほどの還元が受けられるのか以下では確認していきましょう。
ETCマイレージサービスを使い、有料道路を使って貯まったポイントは有料道路の料金支払いに利用できます。具体的な利用経路としては、次のとおりです。
このようにしてポイントが消費されるため、一度交換手続きを前もって行っておく必要がある点には注意しましょう。また道路事業者によってもポイント交換比率に違いがあります。
道路事業者 | ポイント交換単位 |
---|---|
NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社 | 1,000ポイント→500円分 3,000ポイント→2,500円分 5,000ポイント→5,000円分 |
本州四国連絡高速道路株式会社 | 1,000ポイント→500円分 3,000ポイント→2,500円分 5,000ポイント→5,000円分 |
愛知県道路公社 | 100ポイント→100円分 |
神戸市道路公社 | 200ポイント→200円分 |
広島高速道路公社 | 100ポイント→100円分 |
福岡北九州高速道路公社 | 100ポイント→100円分 |
各道路公社では、ポイントが1対1になる金額が設定されているため、なるべく多くのポイントを有料道路利用料に交換したほうが良いでしょう。
ETCマイレージサービスは以下の手順で登録を行います。
今回はインターネットを使った利用手順を確認していきましょう。
まず公式ページの「新規登録」をクリックして上記画像の画面に移ります。
続いて利用規約を読み、「次へ」ボタンをクリック。
各項目に正しい情報を入力して「次へ」ボタンをクリックしていきます。全ての情報が正しく登録された場合には、「ご登録完了のお知らせ」が登録住所あてに郵送されてきて本登録が完了します。
このようにしてネット上で申込みが完了できるのもETCマイレージサービスの利点です。
今回の記事では主にETCパソカとクレジットカード付帯型ETCカードの両方について解説してきました。ETCパソカの特徴はクレジットカードのような与信調査なしに、ETCカードを取得できる点でしたが、年会費やデポジットによる利用料の制限、そしてポイント還元を考えるとクレジットカード付帯型のETCカードがおすすめと言えるでしょう。
もちろん高速道路を少ししか使わず、日常生活でも現金しか使わない場合にはクレジットカードを利用するメリットはあまりありません。しかし、多くの人が日常で買い物をする傾向にあるので、少しでも高速や有料道路を利用するのであればクレジットカードを検討することをおすすめします。
ETCカードに関するQ&Aについてまとめてお伝えします。具体的な質問内容をまとめると次のとおりです。
それぞれ解説します。