83.5%が国語教育・英語教育の両方を重視 一方、高い関心と家庭での取り組みにはギャップも



2026年9月24日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会



 公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都府京都市/代表理事 理事長:山崎信夫/以下、当協会)は、小学生の子どもを持つ保護者1,000人を対象に、国語教育と英語教育に関する意識調査を実施しました。



 



調査結果の要約



1-1. 保護者の83.5%が国語教育と英語教育の両方を重視



 国語教育・英語教育の両方について「非常に重要」または「やや重要」と回答した保護者は83.5%。保護 



 者の多くは、「国語か英語か」ではなく、両方を重要視していることが分かった。



1-2. 家庭での取り組みは国語教育と英語教育で違いがみられる



 国語力育成では「問題集・学習アプリの利用」や「学習塾・通信教育」などの取り組みが上位となった一



 方、26.4%が「特に何もしていない」と回答。さらに、英語力育成では「特に何もしていない」が40.7%



 で最も多い結果となり、家庭での取り組みに違いがみられた。



2. 77.0%の保護者が「国語力の向上は英語学習にも良い影響を与える」と回答



 「国語力の向上が英語学習にも良い影響を与えると思う」と回答した保護者は77.0%となった。保護者の



 多くが、国語力と英語学習には関連があると認識していることが分かった。



 



 近年、英語教育への関心が高まる一方で、生成AIをはじめとするデジタル技術の進展により、自分の考えを言葉で伝える力や、情報を正しく理解し活用する力など、国語力を基盤とした言語能力の重要性も、改めて注目されています。そこで今回、小学生の子どもを持つ保護者が国語教育と英語教育をどのように捉えているのか、また家庭ではどのような取り組みを行っているのかを調査しました。



 その結果、国語教育を「非常に重要」または「やや重要」と考える保護者は90.7%、英語教育を「非常に重要」「やや重要」と考える保護者は85.2%となり、いずれも高い水準でした。また、国語教育・英語教育の両方について「非常に重要」または「やや重要」と考える保護者は83.5%に上り、多くの保護者が両者を対立するものではなく、どちらも大切であると認識していることがうかがえました。さらに、「国語力の向上が英語学習にも良い影響を与えるか」に対して「そう思う」「ややそう思う」と回答した保護者は77.0%となり、国語力と英語学習のつながりを意識している保護者が多数派となりました。



 以下に詳細をお知らせします。



 



■国語教育と英語教育の両方を重視する保護者は83.5%



 



【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202609166063-O5-1VV6952G



 



 小学生の子どもを持つ保護者1,000人に、現在の子どもの教育における国語教育と英語教育の重要度について尋ねました。その結果、国語教育・英語教育の両方について「非常に重要」または「やや重要」と回答した保護者は83.5%となり、多くの保護者が両教育を重要であると考えていることが分かりました。



 



【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202609166063-O4-Ckq31h52



 



 また、国語教育を「非常に重要」または「やや重要」と回答した保護者は90.7%、英語教育では85.2%となり、いずれも高い水準でした。多くの保護者が「国語か英語か」ではなく、両方を重要な学びとして捉えていることがうかがえます。



 さらに、子どもの学年別に見ても、国語教育・英語教育を重要と考える保護者の割合に大きな差はみられませんでした。保護者の間では、子どもの学年を問わず、国語教育と英語教育の双方が重要であるとの認識が共通してみられます。



 



■国語教育と英語教育に期待することは、「理解する力・伝える力」



 



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 保護者が国語教育と英語教育にどのような力を期待しているのかを調査しました。その結果、国語教育について期待することとして最も多かったのは「読解力・聞く力の向上」(61.0%)と「表現力・コミュニケーション能力の向上」(61.0%)でした。また、「語彙力の向上」や「思考力・論理的思考力の育成」も過半数に選ばれており、保護者が国語教育に対して幅広い言語能力の育成を期待していることがわかりました。



 また、英語教育について期待することとして最も多かったのは「表現力・コミュニケーション能力の向上」(60.5%)で、次いで「読解力・聞く力の向上」(44.1%)となりました。



 国語教育と英語教育のいずれにおいても、理解したり、自分の考えを伝えたりする力が上位に挙がる一方、その他に期待される力には違いもみられました。



 



■家庭での取り組みは国語教育と英語教育で違いがみられる



 



【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202609166063-O2-SMUqhC9J



 



 子どもの国語力・英語力を育成するために家庭で実施している取り組みについて尋ねたところ、国語力育成のために行っている取り組みとして最も多かったのは「問題集・学習アプリの利用」(32.8%)、次いで「学習塾・通信教育」(32.3%)、「親子の対話・読み聞かせ」(26.8%)でした。また、「読書環境の整備」(26.5%)も上位に挙がりました。



 一方、英語力育成のために行っている取り組みでは、「特に何もしていない」(40.7%)が最も多く、次いで「英語塾・通信教育」(28.3%)、「問題集・学習アプリの利用」(27.1%)となりました。



 国語教育・英語教育を重要であると考える保護者の割合に大きな差はみられなかったものの、家庭での取り組みを見ると、英語教育では「特に何もしていない」が4割を超えており、国語教育に対する同選択肢26.4%を上回る結果となりました。



 また、国語教育では「親子の対話・読み聞かせ」(26.8%)や「読書環境の整備」(26.5%)など、日常生活の中で取り組みやすいものが上位に挙がったのに対し、英語教育ではそれぞれ12.4%、17.8%にとどまりました。日常的に使用する言語である国語(日本語)と比べ、家庭内で英語に触れる機会を設ける難しさが反映された結果と考えられます。



 



■7割を超える保護者が「国語力と英語力は相互に良い影響を与える」と回答



 



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 国語力・英語力がそれぞれの学習に与える影響について、保護者の考えを尋ねたところ、「国語力の向上が英語学習にも良い影響を与えると思う」と回答した保護者は77.0%(「そう思う」25.7%、「ややそう思う」51.3%)となりました。一方、「英語力の向上が国語学習にも良い影響を与えると思う」と回答した保護者は73.8%(「そう思う」22.7%、「ややそう思う」51.1%)となり、いずれも7割を超えました。



 このことから、国語力の向上が英語学習に、英語力の向上が国語学習に、それぞれ良い影響を与えると考える保護者が多いことが分かりました。



 



■調査結果に対する当協会からのコメント



 本調査では、国語教育を「重要」と考える保護者が90.7%、英語教育を「重要」と考える保護者が85.2%となり、多くの保護者が国語教育と英語教育の双方を重視していることが明らかになりました。また、国語教育と英語教育の両方を重要と考える保護者は83.5%にのぼり、「国語か英語か」という二者択一ではなく、双方を重視していることがうかがえます。



 一方で、家庭での取り組みを見ると、国語力育成については26.4%、英語力育成については40.7%の保護者が「特に何もしていない」と回答しました。保護者の両教科への関心は高いものの、家庭での実践状況にはギャップがみられました。また、「国語力の向上が英語学習にも良い影響を与える」と考える保護者も77.0%にのぼりました。



 当協会では、漢字・日本語に関する検定や教材、調査活動などを通じて、子どもたちが日本語を学ぶ機会の提供に取り組んでいます。本調査では、国語教育の重要性を認識しながらも、家庭における実践には課題があることが示されました。当協会は今後も、日本語を学ぶことの意義を伝えながら、子どもたちの豊かな学びを支えてまいります。



 



■調査概要



・調査対象:小学生の子どもを持つ保護者



・調査人数:1,000人(男性:529人・女性:471人)



・調査エリア:全国



・調査方法:インターネット調査



・調査期間:2026年8月7日~8月10日



情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 小学生保護者1,000人に「国語教育・英語教育に関する意識調査」を実施