金沢工業大学とスタートアップ企業の株式会社LODU(ロデュ)は、4月19日(土)、20日(日)の2日間、金沢フォーラスで開催される「FORUS FOR EARTH ~アースデイ~」で、SDGsに関するワークショップ・イベントを開催します。これまでに好評だったワークショップを短時間でも楽しめる体験ブースとして実施します。
② 地球について考える木工クラフト体験(事前予約) 国産の木を活用してコースターやウッドカレンダーを作り、ウッドチェンジ(木の利用を通じて持続可能な社会を目指す行動や取り組み)や自然について学ぶワークショップです。日本は国土の7割程度を森林が占める森林大国。森林面積の約4割が人の手により植えて育てられた人工林ですが、その半数以上が伐採期に差し掛かっています。ところが海外からの安価な輸入材が増加したことから、国産木材の利用が進まず、林業の採算が悪化。さらに働き手不足などにより、必要な再造林や整備が適切に行われないことが大きな課題となっています。アースデイは、こうした環境問題に目を向け、一人ひとりが行動を起こすきっかけとなる日です。森林資源を未来へのつなぐために、日常の中で「木を使うこと」の意味を見つめ直す機会として、このワークショップは位置づけられています。事前に木材加工したものをやすりで削る体験を通して、一人ひとりが木材に触れることで、林業界の活性化や森林保護に関する学びを深めます。
③ サーキュラーエコノミー(循環型経済)がテーマ 簡単金継ぎ(呼び継ぎ)アクセサリー作りワークショップ(事前予約) サーキュラーエコノミーをテーマに、本来であれば捨てられるはずだったものを、価値の高いものへと生まれ変わらせるワークショップです。割れた焼き物を、錆漆や金粉を使って修復することで、割れる前よりも芸術的な価値を高める技法「金継ぎ」を簡易的に体験します。九谷焼の破片を組み合わせた呼び継ぎアクセサリーの作成体験を通じて九谷焼・金継ぎの魅力を感じてください。 また地域で活動する九谷焼職人の紹介も行います。 ※飲食店が立ち並ぶフロアで実施するため、漆の代用としてエポキシ樹脂や合成樹脂を活用します