上位100社の年間売上高は4.6兆ドル、世界経済の4.4%を占める




2025年3月12日、ロンドン(英国)—革新的なインテリジェンスを提供する世界的リーディング企業である、 Clarivate Plc (NYSE:CLVT) は本日、Top100グローバル・イノベーター2025の上位100の組織を発表しました。

上位100の組織は、イノベーションをビジネス戦略の中心に据えています。これらの組織は、科学、工学、製品設計、問題解決に対して、平均して収益の8.8%を投資しています。そして、これは約2900億ドルに相当します。

今年初の試み:Clarivateはテクノロジーコンバージェンス、つまりイノベーションを製品に広めるためのさまざまな科学および工学分野の統合を、サスティナビリティ、ウェルビーイング、モビリティ、コネクティビティ、オートメーションの5つのマクロフォースを通じて評価しています。最も重要で価値のある保護されたアイデアの上位0.5%(Invention Strengthが上位0.5%以内)の中で、イノベーションフォース間で重複するコンバージョン発明は、ほぼ40%を占めています。

地理的な広がり: 今年のリストには、昨年より1つ多い11の国と地域が含まれています。日本は33の組織が選ばれ、Top100の最大の選出国としての地位を維持していますが、昨年から5つ減少しています。アメリカは今年18の組織がリストに含まれ、台湾は13、ドイツと韓国はそれぞれ8、フランスは7、中国本土は6、スイスは3、オランダは2、スウェーデンとフィンランドはそれぞれ1つの組織がリストに含まれています。フィンランドは今年リストに復帰しました。

インダストリーセクター: 2024年と比較して、インダストリーセクターにはほとんど変化がありませんでした。増減は1~2にとどまりました。今年は4つのインダストリーセクターが増加し、5つが減少しました。エレクトロニクスおよびコンピュータ機器が引き続きトップ100の中で最も多く、次いで半導体、産業システム、自動車が続いています。

ClarivateのIntellectual Property部門のPresidentであるGordon Samsonは、次のように述べています。「変化のスピードを考えると、Top100 グローバル イノベーターとして選出されたことは素晴らしい成果です。2000年以降、発明の数は 80倍に増加しています。競争はかつてないほどグローバル化しており、ある地域での発展が世界に大きな影響を与える可能性があります。ハイパーコネクティビティとテクノロジーコンバージェンスは、イノベーションを推進する上で重要な役割を果たします。Top100 に選出された組織は、技術と知識の展開と普及に重点を置いてイノベーションを推進しているといえるでしょう。」
 
日本の受賞企業(33社):
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503105438-O2-340Y7f15
注)英字社名表記におけるアルファベット順



その他のTop 100グローバル・イノベーター 2025レポートからの主な所見は、以下の通りです。
・Samsung Electronics が昨年に引き続きイノベーターランキングで1 位の地位を維持しました。
 ・ 6社がTop 100グローバル・イノベーターを初受賞: Samsung Electro-Mechanics, GE Aerospace, Siemens Energy, CATL, FORVIA and Caterpillar.
 ・ 6社がTop 100グローバル・イノベーターを再受賞: Nokia, NTT, Micron Technology, TE Connectivity, Quanta Computer and Asus.
 ・ 16社がTop 100グローバル・イノベーターを14年連続受賞:: Samsung Electronics, Honda, Toyota, LG Electronics, Panasonic, Sony, Qualcomm, Toshiba, Hitachi, Ericsson, Dow, Fujitsu, Boeing, Shin-Etsu Chemical, Honeywell and NEC.

Top 100 グローバル・イノベーターのランキングはClarivate Center for IP and Innovation Researchによって作成されています。その分析は、Derwent World Patents Index (DWPI) と世界中の特許データから派生した独自の分析を活用した厳密な研究に基づいており、特許の影響力、成功率、希少性、地理的投資などを測定しています。
詳しくはこちらをご参照ください。 https://clarivate.com/ja/top-100-innovators/



評価手法
Top100グローバル・イノベーターは、世界中の発明データを比較分析し、各特許アイデアの強さを評価します。この評価は、アイデアの革新力に直接結びついた指標を使用します。個々の発明の強さから、それらを一貫して頻繁に生み出す組織を特定するために、Clarivateは候補者が満たすべき2つの基準を設定し、過去5年間の特許化されたイノベーションの成果を加味します。
評価手法の詳細はこちらをご参照ください。
https://clarivate.com/ja/top-100-innovators/methodology/



Clarivate Center for IP and Innovation Researchについて
60年以上にわたり知的財産の分野に携わってきた経験を結集し、先駆的なベンチマークとデータ主導の知見に基づく専門的なガイダンスを提供することで、世界中の組織が卓越した存在になれるよう支援しています。経営と戦略の指針となるベンチマークを確立し、それを普及させるために、経験豊富な実務担当者、コンサルタント、データアナリストが連携して調査を行っています。また、法務、知的財産、イノベーションの分野のリーダーと協力し、業界をリードするデータ、アナリティクス、実績のある方法に基づいて、知的財産の運用およびテクノロジーの最適化や、知的財産に関する意思決定のあり方の改善を行っています。



Clarivateについて
Clarivateは、革新的なインテリジェンスを提供する世界有数の情報サービスプロバイダーです。学術、知的財産および、ライフサイエンス・ヘルスケア分野で充実したデータ、インサイト・アナリティクス、ワークフローソリューション、専門家によるサービスを提供しています。詳細についてはclarivate.com/ja/をご覧ください。




情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 日本企業は33社選出で世界トップを維持 Clarivate、Top100グローバル・イノベーター2025を発表