万博会場のシンボル「大屋根リング」がギネス世界記録™に世界最大の木造建築物として認定

2025（令和7）年3月4日
公益社団法人２０２５年日本国際博覧会協会

【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202503045110-O5-LWmxw5L7】

このたび、2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）の会場のシンボル「大屋根リング」が世界最大の木造建築物として、2025年3月４日（火）にギネス世界記録に認定されましたので、下記のとおりお知らせします。
大屋根リングは、2025年4月13日（日）に開幕する大阪・関西万博の会場で、木組み部分の組み立てを2023年6月に開始し2024年8月に全周がつながりました。「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表した会場のシンボルとして、会期中は国内外からの多くの来場者を迎えます。
当協会では、これまでも大屋根リングを大阪・関西万博の“目玉”の一つと考え、積極的にプロモーションを行ってきました。今後は、ギネス世界記録の称号を活用してより多くの方に大屋根リングの魅力を伝え、大阪・関西万博の機運醸成に繋げていきます。万博会期中には、会場内にギネス世界記録を記念したプレートを設置する予定です。
なお、大屋根リングの全周は約2,025m※となります。今回、建築面積が61,035.55㎡であることから、世界最大との認定を受けました。
※大屋根リングの幅（30m）の中心となる15m地点で一周を計測した場合

 
■ギネス世界記録™の認定概要
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202503045110-O3-BCQP99G1】
・記録名：最大の木造建築物
・正式英語記録名：The largest wooden architectural structure
・記録対象建築物：大屋根リング（大阪市此花区夢洲）
・認定面積：61,035.55㎡

 
■大屋根リング概要
日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫（ぬき）接合に、現代の工法を加えて建築しており、大阪・関西万博会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されます。
　また、大屋根リングの屋上からは会場全体をさまざまな場所から見渡すことができ、リングの外に目を向ければ、瀬戸内海の豊かな自然や夕陽を浴びた光景、大阪の街並みなど、海と空に囲まれた万博会場の魅力を楽しむことができます。

・建築面積：61,035.55㎡
・内径：約615ｍ　外径：約675ｍ
・全周：約2km
・幅：約30m
・高さ：約12m（外側約20ｍ） ※来場者が歩くことができるスカイウォークの高さ
・使用木材：国産木材7割（スギ、ヒノキ）、外国産木材3割（オウシュウアカマツ）

 
■大阪・関西万博大屋根リングギネス世界記録公式認定証授与式
・実施日時　2025年3月4日（火）10時
・会場　大阪・関西万博会場内
【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202503045110-O4-aAeU22Q3】 　

 
（ご参考）
大屋根リング概要ページ（大阪・関西万博公式Webサイト）
URL：https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/main-facilities/grandring