2025年2月26日
表示灯株式会社

 周辺案内地図の掲出などを展開する表示灯株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長:德毛孝裕、以下「当社」)は本年1月30日、「知恩院(京都市東山区)」に寺院ナビタを設置しました。京都府には多くの寺院・神社があり、国内外より多くの参拝者が訪れることから、このたびの知恩院への寺院ナビタの設置を通じて、当社の最新技術を用いた社会貢献事業とし、多様化する参拝者への正しい日本文化および寺院知識の啓蒙と、境内案内のさらなる利便性の向上等を図ることを目的としています。本件は、知恩院の趣意により実施されました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502264736-O2-s3G26iyV
<三門をくぐった男坂と女坂の合流地点に設置された知恩院の寺院ナビタ>

 知恩院は京都東山の山麓にある浄土宗総本山であり、1175年に浄土宗の開祖である法然上人が草庵を結び、念仏の布教をはじめた地となります。法然上人は1212年に、この地にあった大谷の禅房でご入滅されましたが、その後、門弟たちによって廟堂が建てられ、ご遺骨がご奉安されました。
 また、境内には、国宝に指定されており、日本最大の木造の門でもある「三門」や、法然上人の御影が祀られている「知恩院本堂(御影堂)」をはじめ、数多くの重要文化財が存在しています。
 知恩院における寺院ナビタのサイズは全高2,000mm・横幅2,440mm・奥行375mmで、右手にはLEDによる電照式の古地図風周辺案内図を配し、左手にはタッチ式デジタルサイネージを設置しています。右手の周辺案内図の周りには、協賛企業・店舗情報の灯篭型広告※1が表示されます。左手のデジタルサイネージには、寺院の御朱印や七不思議、境内案内をはじめ、庭園拝観の案内などが日本語と英語で紹介されています。また、同じ画面で、一部の協賛企業による15秒の動画広告もローテーションでご覧いただくことができます。

※デジタルサイネージの稼働時間は5時30分~16時(時期により変動する場合があります)
※1)デジタルサイネージの動画広告の協賛企業は、地図を取り囲む灯篭型広告と一部が同じです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502264736-O3-pC79dGQl

寺院ナビタの設置にあたり 総本山知恩院 執事 新谷仁海様のコメント
 この度の寺院ナビタ設置を通じて、社会貢献の一環に繋がる取り組みに参画できたことを大変喜ばしく 思っております。歴史有る知恩院において、国宝・重要文化財などの指定を受けた建造物の中で、デジタルという新しい物を導入する事が、マッチングしないのでは、という懸念も当初は有りましたが、デザインや活用方法など何も問題ない事が分かりました。男坂と女坂の合流地点に設置された案内板は多くの参拝者の目に留まりやすく、特に外国からの参拝者に好評です。液晶モニターで感覚的に操作できる事と、多言語で当寺院の歴史や境内案内等を分かりやすく案内しており、多くの参拝者の関心を集めています。
 今後も寺院ナビタを通じて、多くの情報を参拝者の方にお伝えすることが出来るよう活用していきたいと 考えています。

表示灯の「寺院ナビタ」とは
 寺院に設置させていただくナビタを“寺院ナビタ”と称しております。デジタルサイネージや電照式の地図・総合案内板および協賛事業者・周辺事業者案内等を発信する当社の技術の粋を集めたオリジナルの媒体です。
 当社は今後も地域の皆さまをはじめ、歴史、文化を重視し、その重要性を正しく広く周知するお手伝いに邁進すると共に、国内外の皆さまへ、ナビタを通じて社会貢献と地域の活性化と発展に取り組んでまいります。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 浄土宗の総本山であり、除夜の鐘で有名な知恩院に 寺院ナビタを設置