今回の取り組みのようなものからこそ、そこに新しい建築家を生むのではないかと考えています。単に建築を創るではなく、イメージだけを創る新しい建築家も出てくるかもしれないし、建築をつくらないで運営・オペレーションだけをやる建築家も出てくるかもしれない。いろいろなタイプの建築家がこれからの世の中で必要とされてくる中で、そういう新しい建築家を育てるためのスタジオであったと思います。こういったスタジオを経過した人間が従来の建築家の枠を超えた仕事をどんどんできるようになっていってほしい。そこが一番この「SEKISUI HOUSE – KUMA LAB」に求められていることかなと思います。