リモートワークをしながらグライダーも楽しむワーケーションのモニターツアーを開催

北海道滝川市は、2022年よりANAあきんど株式会社と連携して、滝川市の地域資源であるグライダー(※1)を活用した「スカイワーケーション」の推進に取り組んでいます。「スカイワーケーション」とは、滝川市に滞在しながらリモートワークとグライダー搭乗を両立させる滝川市ならではのワーケーションスタイルです。2024年8月〜10月にかけて、今後の継続的な運用を目指し、グライダーを中心とした滝川市の地域資源の活用方法やビジネス創出の可能性を探るモニターツアーを開催しました。

 

※1 グライダーはエンジンなどの動力を用いずに『滑空』し、上昇気流を利用することで、長時間、長距離のフライトをすることができます。

 

上昇気流が発生しやすく、航空管制の制約も少ない滝川市はスカイスポーツが盛んな街です。公益社団法人滝川スカイスポーツ振興協会が運営する「たきかわスカイパーク」は、スタッフが常駐し、全国トップクラスの設備を備え、日本中からグライダー愛好者が集まります。スカイワーケーションでは、このスカイパークの活動に参加しながら、フライト以外の時間を仕事や観光に充てられる過ごし方を提案することで、グライダーをきっかけに滝川市に長期的かつ継続的に訪れる人を増やす機会創出に取り組んでいます。

 

今回実施したモニターツアーでは、グライダー経験者をターゲットにした長期滞在型と、今年度からの新たな取り組みとしてグライダー未経験者をターゲットにした短期滞在型の2種類のプログラムを各2日程で実施しました。

 

◆長期滞在型プログラム

スカイパークで実施している5日間のサマートレーニングコースに参加しながら、搭乗順を待っている時間や気象条件でフライトができない時間を仕事や観光に充てるプログラム。主にグライダーをきっかけに来訪する人々に、滝川市を様々な側面から紹介するとともに、グライダーと仕事を両立しながら滞在できる、継続的な関係性構築を目的としています。スカイパークの協力の元、本モニターツアーでは特別に滑走路付近に車を駐車し、待ち時間に車内で仕事をする実証実験も行っています。また、グライダー以外の滝川市の魅力を体感いただくために、滝川ならではの食体験や地域事業者との交流プログラムなども実施しました。

 

<長期滞在型プログラムのスケジュール例>

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107915/202410309128/_prw_PT1fl_CC85f2EK.png

※2「地域事業者との交流プログラム」は、各日程で異なるメニューを実施しました。

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410309128-O4-vR8y2s8R

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410309128-O2-Amywah71

 

◆短期滞在型プログラム

グライダー経験が無い方をターゲットに、グライダーの体験搭乗と滝川市地元企業との交流にご参加頂くプログラム。主に、市内視察による滝川市への理解浸透や地域課題の発見、地元企業との意見交換会を通して新たなビジネスの創出に繋げることを目的としています。

 

<短期プログラムのスケジュール例>

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107915/202410309128/_prw_PT2fl_Xie0qLhw.png

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410309128-O1-L6tQGvRx

 

モニターツアーには20代〜50代の幅広い年齢層から長期滞在型プログラムに6名、短期滞在型プログラムに2名の延べ8名に参加いただきました。長期滞在型プログラム参加者からは「普段はグライダー中心だが、今回の訪問では食や観光、産業などその他にも豊富な地域資源があることを体験できた」と、滝川市の新たな魅力の発見に繋がったとのコメントがありました。また、「疲れた時や息抜きしたいときに目の前に滑走路があり、グライダーを眺められるのは良かった」「ホテルの部屋や会議室、スカイパーク内のカフェや車内など様々な選択肢があり、その時々の気分に合わせて業務ができた」など、グライダーをしながらも問題なく仕事に取り組むことができ、充実した滞在ができたとの声を伺えました。

短期滞在型プログラムの参加者からは「実際に現地に行ってみないと分からないことがある。聞いている情報だけではビジネスでの連携は難しいと思っても、実際に来てみるとよりイメージが湧き、実現の可能性を模索することができる」との意見があり、モニターツアーを通して滝川市を肌で感じていただくことができました。

スカイワーケーションを通して滝川ならではの魅力に触れていただくことで、参加いただいた方々との関係構築に繋がっています。

 

滝川市では、スカイワーケーションの他にも、空を夢見る若者を応援するために、ふるさと納税を活用した取り組みを行っています。

 

【ふるさと納税】

返礼品として「たきかわスカイパーク利用券」をお選びいただくことで、寄付者ご自身でのご利用のほか、空を夢見る若者へのプレゼントとしてもご活用いただけます。

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【企業版ふるさと納税】

企業版ふるさと納税とは、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄付を行った場合に、法人関係税から最大で寄付額の約9割が軽減される仕組みです。寄付金は、滝川市が取り組んでいる学生の合宿誘致や航空人材の育成などに活用されます。

⇒詳細はこちら

 

今後も滝川市は、関係人口創出に向けたスカイワーケーションを推進してまいります。

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 北海道滝川市が目指す「スカイワーケーション」という新たなワーケーションスタイル