現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」(NHK)。物語の舞台は平安時代、主人公は千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部(吉高由里子)。彼女は藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱と類まれな想像力で“光源氏(光る君)”のストーリーを紡いでいった…。残すところあと3ヶ月、物語もいよいよ佳境に入り期待も高まる中、11月9日(土)に“大河ドラマ「光る君へ」コンサート〜沼ル音楽会〜”が東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアルで開催されることが決定した。演奏は、指揮・横山奏による東京フィルハーモニー交響楽団。オルケスタ・デ・ラ・ルスのピアニストとして活動中には米グラミー賞にもノミネートされ、2016年から2022年まで放送されたNHK Eテレの音楽パペットバラエティ番組「コレナンデ商会」の音楽担当も務めた塩谷哲、第76回ジュネーヴ国際音楽コンクールのピアノ部門で3位およびRose Marie Huguenin Prizeを受賞した他、多数の受賞歴がある五十嵐薫子、東洋の伝統楽器“笙(しょう)”を国際的に広めた第一人者で紫綬褒章などを受賞している宮田まゆみをはじめ、豪華ミュージシャンが出演。そしてスペシャルゲストとして、「光る君へ」で紫式部を演じる俳優・吉高由里子、女流歌人の赤染衛門役の凰稀かなめ、「光る君へ」のメインテーマなどの音楽を手掛ける作曲家・冬野ユミが音楽監督として出演が決定している。大河ドラマの放送期間中にコンサートを開催することは初の試み。音楽と共に名シーンを振り返ることで、その先のストーリーもより楽しみが大きくなること間違いなし。オーケストラと生の豊潤なサウンドで“平安”の物語の世界観をたっぷりと味わってもらいたい。