EY Global Forensic &Integrity Servicesのリーダーであるアンドリュー・ゴードンのコメント: 「マネジメントの強化や規制を巡る要因、顧客からの要求、これらすべての影響により、インテグリティ規範が向上していることは、本調査から明らかに見て取れます。また、従業員の大半が、自社の従業員は規則を順守していると信じていることも明白です。しかし、激変する経済状況やサイバー脅威、規制の変化や財務プロセスの失敗など、インテグリティ規範に対する内外の圧力が根強く残っているのは紛れもない事実です。よって、こうした圧力を無視する企業は、危険と隣り合わせだと言えます」
EY Japan Forensic &Integrity Services リーダー荒張 健(あらはり けん)のコメント: 「通報者(世界全体)の半数以上(54%)が通報するべきではないという圧力を受けたと回答したのは、驚くべきことです。日本では同回答がその半分強(29%)に過ぎず、実際の通報者の割合や通報されなかった不正行為の割合も諸外国に比べて低く、良い傾向が見られました。しかしながら、通報されなかった不正行為があること自体、看過できない課題です。
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