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日本の長期脱炭素オークションで北海道の大規模バイオマスプロジェクト2件を落札
2024年5月2日 - アジア太平洋地域の再生可能エネルギーおよび廃棄物環境関連事業のリーディングカンパニーであるエクイス・デベロップメント・ピーティーイー・リミテッド(以下、「エクイス」)は、2023年度の日本の長期脱炭素容量オークションにおいて、北海道石狩市及び苫小牧市に位置する112MWクラスの2つのバイオマス発電プロジェクト(以下、あわせて「本プロジェクト」)を落札しました。
本プロジェクトは、日本政府が新たに導入した脱炭素電源に対して期間容量確保契約を付与するスキームのもとで運用され、日本政府が目指す2050年のカーボンニュートラル実現に貢献します。また、本プロジェクトは、サステイナビリティ認証を取得したバイオマスを唯一の燃料として使用し、天候に左右されずに安定したベースロード再生可能エネルギーを提供します。
安定したベースロード再生可能エネルギー源は、北海道で増加するデータセンターや半導体工場などのエネルギー需要に応え、地域経済の発展を促進します。また、これらの発電所は、各プロジェクトが約200,000世帯の住宅に電力を供給する能力を持っています。
エクイスは、バイオマス分野で豊富な実績を持ち、固定価格買取制度のもとでこれまでに4件、合計227.5MWの開発実績を有しており、現在は新潟県聖籠町にて2024年10月に運転開始予定の50MWの発電所と、北海道苫小牧市にて2025年4月に運転開始予定の50MWの発電所を保有しております。これらのプロジェクトは、それぞれ東北電力株式会社及び北海道電力株式会社と共同保有しています。
エクイスの日本投資担当ディレクター、森内洋之は以下のように述べています。「北海道のコミュニティにクリーンで持続可能なエネルギーを提供できることを嬉しく思います。これらのプロジェクトが日本のカーボンニュートラル実現に向けた一助となり、地域社会への長期的な貢献と環境負荷の低減に寄与すると確信しています。」
エクイス・デベロップメント・ピーティーイー・リミテッドについて
エクイスは、アジア太平洋地域で220件以上の再生可能エネルギーおよび廃棄物インフラプロジェクトを開発してきた実績を持ち、アブダビ投資庁およびオンタリオ州教職員年金基金からの総額12.5億ドルの出資を受けています。オーストラリア、韓国、日本、シンガポールに拠点を持ちます。