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公益社団法人 ACジャパン
公益社団法人ACジャパン(理事長 藤重貞慶)は、「第20回ACジャパン広告学生賞」の入賞作品を下記の通り決定しました。表彰式は、3月27日(水)にスクランブルホール(東京都渋谷区)にて行う予定です。
「ACジャパン広告学生賞」は、学生を対象に公共広告をテーマにした広告作品を募集・表彰し、公共広告への理解と社会に関わる「公」の意識を育むことを目的とした賞で、 今回で20回目を迎えます。「テレビCM部門」(30秒テレビCM)と「新聞広告部門」(15段新聞広告)の両部門で作品の募集を行い、今年度「テレビCM部門」では参加校38校から266作品の応募があり、「新聞広告部門」では参加校34校から590作品の応募がありました。審査は「公共広告として優れており、人々に興味や気づきを感じさせる作品か」「学生ならではの感性や、オリジナリティ溢れるアイデア・テーマ性があるか」等を視点に行われました。
「テレビCM部門」は、「就職活動等における多様性」をテーマにした
『募集要項』(日本大学芸術学部、制作代表者:岩川 佳士乃さん)が
「グランプリ」を受賞しました。「準グランプリBS民放賞」は、「親子のコミュニケーション」をテーマにした『こどものみかた』(尚美学園大学、制作代表者:西川 遥登さん)が受賞しました。
「新聞広告部門」は、「歩きスマホ」をテーマにした『見えないって、危険。』(日本電子専門学校、制作代表者:北村 匠さん)が「グランプリ」を受賞しました。「準グランプリ」は、「思いやり」をテーマとした『想像しよう、それぞれのストーリー。』(京都精華大学、制作代表者:
渡邊 和さん)が受賞しました。
「テレビCM部門」の2作品(30秒)はBS民放11局で、「新聞広告部門」の2作品(全15段)は全国紙5紙にて、各々「ACジャパン広告学生賞受賞作品」として、2024年7月からの1年間の間に放送・掲載される予定です。
その他両部門で、「審査員特別賞」「優秀賞」「奨励賞」の各賞が決定しています。
記
「第20回ACジャパン広告学生賞」
1.主催:公益社団法人 ACジャパン
2.後援:BS日テレ、BS朝日、BS - TBS、BSテレビ東京、
BSフジ、WOWOW、BS11、BS12トゥエルビ、
BS松竹東急、BSJapanext、BSよしもと
朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、
産経新聞社(順不同)
3.受賞作品:
■「テレビCM部門」(30秒テレビCM)
・「グランプリ」1点
『募集要項』 テーマ:「就職活動等における多様性」
学校名: 日本大学芸術学部 制作代表者:岩川 佳士乃
《企画意図》
企画者が進学・就職活動をしていく中で感じたことが原点になっている。募集要項の中に「心身ともに健康であること」という一文があることが、多様性の認知が進む現代において矛盾と違和感を覚えた。
このCMを通して企業や学校側の意識が変わる契機となり、より拓かれた募集要項になってほしい。
《審査員講評》
・今はこの文言を使用している例は多くはないかもしれないが、改めて投げ
かける意味のあるテーマ。
・ハッとさせられた。他の表現でもそういうものがあるのかもしれない、
と気になった。
・胸に刺さった。演出が上手い。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403188134-O3-1ro479Iu】
・「準グランプリBS民放賞」1点
『こどものみかた』 テーマ:「親子のコミュニケーション」
学校名:尚美学園大学 制作代表者:西川 遥登
《企画意図》
・私たちの日常生活は忙しい。その中で、働きながら子育てをする親は、特に時間に余裕がない。そんな親を持つこどもは、どう感じているだろうか。自身の経験から、親子のコミュニケーション不足について提 起したいと考え、小学生の自由研究を題材に表現した。
《審査員講評》
・大人世代が持っていない、若い世代が考えるメッセージと感じた。
・今のご時世にも合った、あたたかいクリエイティブで良い。
・ナレーションのもっていきかたが上手。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403188134-O4-d6dMxgC2】
・「審査員特別賞」4点
『リサ愛クル~キューピッドはあなた達』 テーマ:「リサイクル」
東海大学 制作代表者: 鈴木 亨英
『耳の中に電車を走らせる人が増えています』
テーマ:「ヘッドホン難聴」
大正大学 制作代表者:大谷 楓
『赤シート』 テーマ:「闇バイト」
長岡造形大学 制作代表者:澤田 晴
『海を綺麗に』 テーマ:「環境保全」
中京大学文学部 制作代表者:高野 藍衣
・優秀賞 19点
・奨励賞 25点
■「新聞広告部門」(15段モノクロ新聞広告)
・「グランプリ」1点
『見えないって、危険。』 テーマ:「歩きスマホ」
学校名:日本電子専門学校 制作代表者:北村 匠
《企画意図》
・歩きスマホによって視界が制限されることを、『前方に 落とし穴』の
字を左右に分割して見えにくくすることで表現した。
《審査員講評》
・スマホを持ち歩くことが日常の世の中で、自分としても身につまされた。
・テーマの落とし方、アウトプットが良い。文字のトリミングが絶妙。
・原寸大(新聞15段)で見るときのインパクト、デザインが秀逸。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403188134-O5-TZlmbA2Z】
・「準グランプリ」1点
『想像しよう、それぞれのストーリー。』 テーマ:「思いやり」
学校名:京都精華大学 制作代表者:渡邊 和
《企画意図》
・それぞれのストーリーを想像してほしい
《審査員講評》
・人間に対するさまざまなイマジネーションを働かせようという切り口が
とても良い。
・やさしい目線を持っている。テーマ性の良さ、デザイン性、アイデアが
ある。
・酔っぱらいと良い話のギャップが良い。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403188134-O6-25QY2GVj】
・審査員特別賞 4点
『顔だけじゃ、ないんだけどな・・・』
テーマ:「アンコンシャス・バイアス」
学校名:東北芸術工科大学 制作代表者:結城 里美
『子供が凶器を持てる時代』 テーマ:「いじめ」
学校名:東北芸術工科大学 制作代表者: 鈴木 夏子
『ぼくだって、車のなかま。』 テーマ:「自転車の交通マナー」
学校名:相模女子大学 制作代表者: 三木 花恵
『子供が大人になるために』 テーマ:「ヤングケアラー」
学校名:桜美林大学 制作代表者: 熊谷 萌々
・優秀賞 20点
・奨励賞 18点
以上
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104823/202403188134/_prw_PT1fl_Smp0c92i.png】