EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、EY Japanの金融サービス部門が、ソニー銀行株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 南 啓二、以下ソニー銀行)に対し、アイデアをビジネスモデルとして具現化するためのアイディエーションのプログラム「EY Ideation for Innovation」を提供し、金融機関の未来像を探る取り組みを支援しましたことをお知らせします。
ソニー銀行は、インターネットを活用した「個人のための資産運用銀行」としてスタートし、さまざまなテクノロジーにより多角的なサービスを展開してきました。急速な社会変化に対応すべく、金融機関の未来像を探る取り組みの一環として、EYと連携したプログラム「EY Ideation for Innovation」を実施することにより、生成AIを活用したイノベーション人材の育成とともに、ビジネスモデル革新のための戦略策定にも取り組んでいます。
EYが提供したアイディエーションプログラム「EY Ideation for Innovation」は、「知るフェーズ」、「考えるフェーズ」、「試すフェーズ」の3パートから構成されています。生成AIへの理解を深める座学と演習を実践し、ソニー銀行内の異なる部署のアイデアに対しLLM(Large Language Models=大規模言語モデル)を活用し、提案資料としてまとめていただきました。同プログラムの総仕上げとして、参加したチームによるピッチコンテスト形式の成果発表も行われ、ビジネス革新への15の企画を立案する成果を挙げました。
ソニー銀行の目標達成を実現するため、EYのプロフェッショナルチームは、EY内にあるイノベーションハブ「EY wavespace™」を活用しました。ここでは、従来のような資料を使った講義形式の説明ではなく、イノベーションや新しい戦略につながるアイデアを引き出すためのセッションを行いました。クライアントとEYのプロフェッショナルが共創し、最先端のデジタルエコシステムやトレンドについて議論を交わし、イノベーションに向けた実践的なアクションプランを策定することができます。短時間に意義のある成果を得ることに重点を置いたEY wavespaceを活用することで、EY Ideation for Innovationプログラムも2カ月の期間で、目標としていた生成AIを活用したビジネスモデル革新のための企画立案を実現しました。
EY Japan 金融サービス・ストラテジー・パートナー 藤田 通紀のコメント: 「アイデアをビジネスモデルとして具現化するための本プログラムを通じて、ソニー銀行が新たなビジネスモデルを創出し、金融業界におけるイノベーションの推進者としての地位を確立できるよう支援できたことを誇りに思います。生成AIの活用は、業界を超えたイノベーションの可能性を広げています」
〈EYについて〉 EY | Building a better working world EYは、「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。 150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。 アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。
〈ソニー銀行について〉 ソニー銀行は2001年に開業したインターネットを活用した個人のための資産運用銀行です。「フェアである」ことを企業理念に掲げ、円預金、外貨預金、投資信託、住宅ローン、Visaデビット付きキャッシュカードSony Bank WALLET などさまざまな金融商品・サービスを提供しています。