EY Japan ストラテジー・アンド・トランザクション リーダー 梅村秀和(うめむら ひでかず)は以下の通り述べています。 「CEOは、世界経済の停滞が続くと予想していますが、そうした環境に臆することなく収益性を追求しています。そして、新たなレジリエンス(回復力)と自信を原動力に、成長に向けて、効率性向上やビジネス変革の機会を模索しています。M&A市場は今後回復基調に向かうことが予想され、多くのCEOがビジネス変革プランの再考や賢明な投資先の模索、将来的な提携に向けた基盤の構築などに真剣に取り組んでいます。日本のCEOが今後についてグローバル全体と比べても強気な姿勢を見せた理由としては、円安によって恩恵を受けた企業も一定数あったことに加え、M&Aや株式市場が、過去数四半期にわたって非常に好調だったこと、また、高い海外投資、消費者信頼感、日本への人材流入などが理由と考えられます」
[EYについて] EY | Building a better working worldEYは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。本ニュースリリースは、EYのグローバルネットワークのメンバーファームであるEYGM Limitedが発行したものです。同社は、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
[2024年1月期 EY CEO Outlook Pulse 調査 について] 2023年12月および2024年1月、FT Longitude社は、EYの委託を受けて、世界21カ国1,200名の大手企業CEOを対象に調査を実施しました。同社は、フィナンシャル・タイムズ・グループの傘下で専門調査・コンテンツマーケティングを担う企業です。オンライン上で匿名で実施される本調査は、世界の主要企業に影響を与える主なトレンドや動向、また、今後の成長と長期的価値の創造に対するビジネスリーダーの期待などについて有益な見解を提供することを目的としています。 回答者の所属する国の内訳は次の通りです:ブラジル、カナダ、メキシコ、米国、ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、英国、オーストラリア、中国、インド、日本、シンガポールおよび韓国。また、回答者は次の5つのセクターのいずれかに所属しています:消費財と健康事業、金融、工業とエネルギー、インフラ、TMT(テクノロジー、メディア・エンターテインメント、テレコム)。調査対象企業の年間の全世界売上別構成は次の通りです:5億米ドル未満(19%)、5億~9億9,990万米ドル(19%)、10億~49億米ドル(30%)、50億米ドル以上(32%)。 さらに、FT Longitude社は、世界21カ国300名のプライベートエクイティ企業の経営幹部を対象にした調査も行いました。回答者の所属する国の内訳は次の通りです:ブラジル、カナダ、メキシコ、米国、ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、英国、オーストラリア、中国、インド、日本、シンガポールおよび韓国。調査対象企業の運用資産残高の構成は次の通りです:10億米ドル未満(15%)、10億~99億9,000万米ドル(40%)、100億~499億9,000万米ドル(25%)、500億米ドル以上(20%)。 CEO ImperativeシリーズではCEOが自社の未来を再定義するために役立つ、重要な答えとアクションを提案しています。本シリーズで紹介している知見についてはey.com/ja_jp/ceoをご覧ください。