―地域と企業が連携し「海洋ごみ問題」の解決に挑む―

2024年2月16日
株式会社キャタラー

持続可能なまちづくりの実現に貢献

製造業で初!御前崎市と包括連携協定締結

―地域と企業が連携し「海洋ごみ問題」の解決に挑む― 

 

内燃機関の排ガスを浄化する化学製品「触媒」の開発・生産を行う株式会社キャタラー(代表取締役社長:石田雅資、所在地:静岡県掛川市)は、2024年2月16日(金)、静岡県御前崎市との間で持続可能な地域づくりに関する協定を締結いたしました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202402166664-O5-Tjvf0rh6

 

当社は「地域の発展に貢献するとともに、地域の人々から愛され、信頼される企業を指向する」ことを経営理念に掲げており、静岡県西部を中心に多くの地域において、地域社会に貢献する取り組みを積極的に行っています。地域貢献を通じた自治体および機関との包括連携協定締結は掛川市に続き本件が2件目となります。

 

 

本協定の締結の経緯

静岡県御前崎市には地域資源であるマリーナと海と風に恵まれた自然環境があり、当社従業員も趣味でマリンスポーツを嗜み健康的な生活を送っています。しかし、海岸に漂着する「漂着ごみ」の処理に関する様々な地域課題があることを認識しました。このような背景を受け、2022年より同市と当社は、自然環境の保全に関する対策立案などを進めてまいりました。対策を実現するためには多くの部署の方々と議論することが必要となり、約1年間膝を突き合わせて協議した結果、産業や観光、雇用に関する地域課題の解決なども含め、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現のため同市と本協定を締結し、連携しながら実施していく運びとなりました。

連携内容の詳細は今後、御前崎市と協議の上、決定してまいりますが、現在、企画を進めている漂着ごみに対する問題の取り組みとしては、「漂着ごみ専用の回収BOXの設置」「ごみ回収費用の支援」「ビーチクリーンボランティア活動の協力」が決定しております。

 

 

▼キャタラーが支援する御前崎ロングビーチ保全活動の概要  

    

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御前崎市との連携による自然環境の保全活動について

2024年5月5日(こどもの日)、「漂着ごみ専用の回収BOXの設置」を記念し、市営 広沢東駐車場(御前崎ロングビーチむかい)にて除幕式の開催いたします。将来世代を対象とした海洋ごみゼロに向けたイベントを企画しており、ゲーム形式のビーチクリーン活動やマリンスポーツの実演など、海にゆかりのある催しの実施を予定しております。また、4月より毎月1回実施する「ビーチクリーンボランティア活動」の情報発信なども積極的に行い、地域の皆様にSDGsで掲げられている「海の豊かさを守ろう」について啓蒙活動の推進を行ってまいります。

今後は、「クリーングリーンBOX活動」(仮称)に参加していただく静岡県内の沿岸部の自治体を増やしながら、自治体と連携して海の豊かさを守る活動の促進を図るとともに、漂着ごみ問題の解決に向けた自治体の率先した取り組みを支援してまいります。

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包括連携協定に基づく御前崎市との連携内容

(1)産業振興に関すること

(2)観光振興に関すること

(3)就業支援、雇用促進に関すること

(4)自然環境の保全に関すること

(5)その他両者が合意した事項

 

 

▼御前崎市 包括連携協定 締結先企業一覧【令和6年 2月16日 現在】

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106759/202402166664/_prw_PT1fl_fdY36VPg.png

 

 

《包括連携協定締結にあたってのコメント》

静岡県御前崎市長 栁澤 重夫 様

本日、株式会社キャタラー様と当市の間で、地方創生の推進に関する包括連携協定を締結させていただき、大変うれしく思っております。本協定では、産業振興に関すること、観光振興に関すること、自然環境の保全に関することなど5項目の分野で連携してまいります。

株式会社キャタラー様がこれまでに社会貢献事業等で培った知見やノウハウを、市との様々な協働事業に活かして取り組むことで、活気のある地域社会づくりを目指していきたいと考えております。そして、御前崎市の総合戦略の推進と総合計画で掲げる「子どもたちの夢と希望があふれるまち御前崎」の実現に向け、次世代に豊かな御前崎市をつなぎ、持続可能な魅力あるまちづくりを進めてまいりたいと思います。

 

株式会社キャタラー 代表取締役社長 石田 雅資

本日、ここに、御前崎市と当社との間で包括連携協定を締結させていただく運びとなりました。御前崎市栁澤市長様、鈴木総務部長様をはじめ、関係の皆様にこの場を借りまして厚くお礼申し上げます。協定式のあいさつでは「町一番」の企業として、将来世代の育成とともに、持続可能な社会とするための仲間づくりを推進するため、キャタラーに働く者が地域の皆様をはじめステークホルダーの方々と一緒になって取り組んでいくことを宣言させていただきました。本日締結させていただきました御前崎市との包括連携協定に基づき、地域の皆様と協力して、様々な課題に対応し、魅力ある地域づくりに誠心誠意努めてまいりたいと思っております。

 

 

株式会社キャタラー

株式会社キャタラー(代表取締役社長:石田雅資、所在地:静岡県掛川市千浜7800)は、グローバルで9つの生産拠点、2つの研究開発拠点、3つのオフィスを構え、従業員2,618人名(2023年4⽉1⽇時点)が在籍しており、自動車用触媒国内トップシェアの化学メーカーです。グローバルでみると、自動車生産台数が右肩上がりで好調な自動車業界ではありますが、将来を見据えた時に「CO2排出量の削減=燃費規制の加速」が大きな壁になります。50年以上、世界中の排出ガス規制をクリアしてきたキャタラーが次に挑むのはゼロエミッション。環境を意識した、最新の排出ガス浄化触媒をはじめ、電気自動車・燃料電池車など、次世代車の実用化に貢献するための先進的な技術で環境と社会に貢献する企業として、100周年を迎えるときにも「町一番」の企業であることを目指し、品格・気品・上品といった 『品』 のある経営を全員参加で取り組むことで、経営の 『質』 を高め、成長し続けてまいります。

 

 

■会社概要

株式会社キャタラー

所在地:437-1494 静岡県掛川市千浜7800番地

創立:1967年5月8日

事業内容

・排出ガス浄化触媒事業

・次世代車用電池素材事業 等

URL: https://cataler.co.jp/

 

 

 

 

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 持続可能なまちづくりの実現に貢献 製造業で初!御前崎市と包括連携協定締結