上田実・名古屋大学名誉教授は乳歯幹細胞由来培養上清(SHED-CMと略す)の投与によって、脳や脊髄の炎症が強力に抑えられ、神経細胞の喪失と運動能力の低下を改善することにより、アルツハイマー病、慢性期脳梗塞後遺症、ALSなどに著明な効果があることを明らかにしてきました。 ALS症例の詳細は、米国科学誌、Neurology and Neuro Rehabilitation(筆頭著者;上田実)「The First-in Human Case of Amyotrophic Lateral Sclerosis Treated with Stem Cell Derived Conditioned Medium: A1-year-follow」2022,Vol,Issue2,011-015に掲載されています。 また2022年に超音波培養法を開発し高機能の乳歯幹細胞由来培養上清液の作成に成功し特許取得(特許番号:特許第7125818号)を行いました。この新規の高機能培養上清には神経の再生に有効な多くの生理活性物質が含まれております。乳歯幹細胞培養上清治療は希望です、今後もSAISEIKENはアンメット・メディカル・ニーズに挑戦し貢献してまいります。
*Pharma Tech Outlook Pharma Tech OutlookはAPAC地域の13カ国で事業を展開しており、本誌は医薬業界を中心とした読者に医薬業界の最新ニュース、経営課題に対する ソリューション、技術、トレンド等の情報を幅広く提供しています。本特集号は、APAC地域の78,300人以上の印刷およびデジタル版購が読者に配布され、デジタル版はグローバル購読者(米国、欧州、英国)にも配布されています。