賃料:新築ビルの供給に伴い募集賃料は上昇 マンハッタン全体のオフィスビルの募集賃料は、平方フィート当たりの単価(psf)が前期比$1.51psf上昇し$73.33psfとなり、グレードAオフィスの募集賃料は、高品質のオフィスが供給されたことで、前期比$1.80psf上昇し$80.98psfとなった。 サブマーケット別にみると、ミッドタウンでは、Penn 2の募集賃料が平均を上回っていたことが一因となり、グレードAオフィスの募集賃料が前期比$1.42psf上昇し$85.44psfとなったため、全体の募集賃料は前期比$1.07psf上昇し$78.23psfとなった。ミッドタウン・サウスでは、One Madison Avenueが竣工、さらに高価格帯となる15 East 26th Streetもマーケットに供給されたことで、全体の募集賃料は前期比$2.47psf上昇して$78.17psfとなった。ダウンタウンでは、全体の募集賃料は僅かに$0.12psf上昇して$55.74psfとなった一方、グレードAオフィスの募集賃料は、$59.71psfのままで据え置きとなった。