EY グローバル教育リーダーであるCatherine Fridayのコメント: 「デジタル教育テクノロジーへの投資は何年にもわたって大学法人トップの『To doリスト』に上っていました。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の大流行によって投資が一気に加速しました。もともと数年かけて導入する予定だったテクノロジーをコロナ禍で数週間のうちに始動しなければならなかったのです。私たちの生活がコロナ前のように戻ると考えている人は誰もいないでしょう。しかし、EYの報告書は、コロナ後の新しい世界で学生と教職員が効果的に活動していくために彼らに必要なツールを提供していくには、今よりはるかに多くの投資と研修が必要であることを示しています。こうしたシステムや実務は既存のシステムを何とか調整して利用するというよりも、サービス提供先である人たちを念頭に置いて設計する必要があります。システム設計の際は、何よりもまず学生を中心に考えなければなりませんが、成功のためには、システムや実務が教授陣や研究者、事務職員、サポートスタッフにとっても便利なものである必要があります。これは大きな変更となる場合もあります。しかし学生の3分の1が大学での自身の経験に対して否定的あるいは可もなく不可もないという感情を抱いている中で、教育の質が学生の優先順位のトップとなっていることから、学生を中心に据えたシステム設計を優先する必要があることは明らかです。世界中の大学が財政上の問題に直面している現在、すぐに対応できるような問題に取り組まないことで大学が学生を失うのは、意味のないことです」
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