「DJSI Asia Pacific」の構成銘柄にも8年連続で選定

 株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表執行役 社長 CEO:五十嵐 博、資本金:746億981万円、以下「当社」、当社および当社グループ企業を総称して「dentsu」)は、世界的なESG(環境・社会・ガバナンス)投資指標である「Dow Jones Sustainability World Index (DJSI World)」および「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific)」の構成銘柄に選定されました。DJSI World は初めての選定、DJSI Asia Pacific は8年連続の選定となります。

 DJSI※1は、1999年に米国のS&P Dow Jones Indices社と、スイスのRobecoSAM社が共同で開発した株式指標で、世界の主要企業をガバナンス・環境・社会の3つの側面から統合的に分析し、持続可能性(サステナビリティ)に優れた企業を評価・選定しています。2023年度のDJSI worldには、世界の約2,500社から、321社(うち日本企業38社、当社が属するメディア・エンターテインメント分野からは当社を含む11社)が選定されました。また、当社は、アジア太平洋地域の企業で構成されるDJSI Asia Pacificにも8年連続で選定されています。

 当社としては、ESG各分野における先進的な取り組みだけでなく、統合レポート※2や自社ウェブサイトを通じたESG情報開示の大幅な拡充も奏功し、今回の選定に繋がったと考えています。具体的な個別項目では、CO2を中心とした環境対応、税務対応の透明性※3、人権の尊重・人材開発・人材確保などで高いスコアを獲得しました。

 また、当社はDJSIへの選定に加え「FTSE4Good」や「FTSE Blossom Japan」の構成銘柄にも選定されており、今後もESG領域の主要インデックス指標への新規および継続選定を目指します。

 dentsuは、サステナビリティの推進は価値創造の中核を成す重要な取り組みであると位置づけ、ESG目標※4として、以下の項目を中心に取り組んでいます。
・CO2排出量の削減:2030年までに2019年比46%削減
・再生可能エネルギー使用率:2030年までに100%(再生可能エネルギーが利用可能な国・地域限定)
・従業員エンゲージメントスコアの向上、従業員のDEI※5の強化:2030年までに女性リーダー比率45%
さらに、2023年1月には、グローバル経営体制において「チーフ・ガバナンス・オフィサー」を、2024年1月からは、新たに「グローバル・チーフ・サステナビリティ・オフィサー」を任命し、継続してサステナビリティ経営を強化していきます。

 dentsuは引き続き、顧客企業を含むあらゆるステークホルダーとともに、広告コミュニケーション分野に留まらず多様な施策やビジネスを通して、グローバル規模で顧客企業のさらなる成長と社会課題の解決に貢献するとともに、持続的な企業価値の向上を目指します。

※1:DJSIの詳細は、S&P Global社の下記ウェブサイト(英語のみ)をご参照ください。
  https://www.spglobal.com/esg/csa/indices/djsi-index-family 

※2:統合レポートは下記ウェブサイトをご参照ください。
  https://www.group.dentsu.com/jp/sustainability/reports/

※3:税務対応の透明性に関しては「グループ税務⾏動原則と⾏動規範」を下記ウェブサイトよりご参照ください。
  https://www.group.dentsu.com/jp/about-us/common/pdf/dentsu-Company-Tax-Strategy-Document2023.pdf

※4:dentsuのESG目標およびサステナビリティに関する取り組みは下記ウェブサイトをご参照ください。
  https://www.group.dentsu.com/jp/sustainability 

※5:ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン


【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス 小嶋、島津、松永、沢田
Email:group-cc@dentsu-group.com  

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 電通グループ、ESG投資指標「DJSI world」の構成銘柄に初めて選定