「働きがいのある会社」に関する調査・分析を行うGreat Place To Work® Institute Japan(株式会社働きがいのある会社研究所、本社:東京都品川区、代表取締役社長:荒川陽子、以下GPTW Japan)は、2023年12月、「心理的安全性の高い職場」の特徴や事例を分析した研究レポートを発表しました。
コロナ禍で多くの企業がリモートワークを導入し働きやすさは高まった。一方で、従業員同士の直接的なコミュニケーションの機会が減少し、GPTW Japan調査企業においても働きがいの要素である「連帯感」が低下する企業も出始めた。仲間との協働や一体感を感じることが 少なくなったことで会社への誇りを持ちにくくなっているのではという相談も受ける。従業員の直接的な対面回帰を望む企業では、リモートワーク一辺倒では職場のコミュニケーションの質は保てないとの危惧もあり、コロナ禍が落ち着いた今はリモートワークと出社を組み合わせたハイブリッド型の働き方が進んでいる。WeWork Japan 合同会社が実施した調査(2022年10月)(*1)によると、ハイブリッドワークが認められている人は55.6%となっており、前年の48.0%から上昇している。
*3:Edmondson, A. (1999) Psychological safety and learning behavior in work teams. Administrative science quarterly, 44(2), 350-383.
*4:Google(2012)Guide: Understand team effectiveness
*5:Frazier, M. L., Fainshmidt, S., Klinger, R. L., Pezeshkan, A., &Vracheva, V. (2017) Psychological safety: A meta‐analytic review and extension. Personnel psychology, 70(1), 113-165.