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国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学
絶滅が危惧されるネコ科動物たちに負担のない繁殖研究と
妊娠検査実現を目指し、クラウドファンディング開始
岐阜大学(所在地:岐阜県、学長:吉田 和弘)応用生物科学部動物繁殖学研究室 楠田 哲士 教授は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、岐阜大学公式クラウドファンディングのプロジェクト「ネコ科動物の未来を拓く!動物園との繁殖研究・妊娠検査で保全に繋げる」を公開しました。300万円を第一目標に、本日2023年11月29日(水)から2024年2月27日(火)まで寄附を募ります。
(プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/zooreplab-neko)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311293498-O6-N1pxKH8p】
楠田教授は、ネコ科の絶滅危惧種の飼育下繁殖推進と生息域外保全に向け、繁殖生理の研究を行っています。これまでに、楠田教授は、排泄物である糞を使って糞中の性ホルモン濃度動態を分析する手法を開発し、動物の繁殖生理状態を調べ、知見の乏しい絶滅危惧種の繁殖生理の解明につなげてきました。また、動物園での飼育繁殖において、発情・排卵・妊娠等を正確に判断することができるため、動物種によってはより効果的な繁殖の実践が可能になりつつあります。
この研究を長年継続してきたことで、糞中ホルモン分析が多くの動物園に普及した一方で、この分析には専用の機器や試薬、特別な処理が必要で、多大な労力と時間、経費がかかるという課題があります。
そこで、繁殖研究や妊娠検査を継続して実施し、そして新たに簡易分析手法の確立に向けた開発検討を実施するために、クラウドファンディングに挑戦します。
記
1.タイトル:ネコ科動物の未来を拓く!動物園との繁殖研究・妊娠検査で保全に繋げる
2.ページURL:https://readyfor.jp/projects/zooreplab-neko
3.目標金額:300 万円(第一目標)
4.公開期間:2023年11月29日(水)10時~2024年2月27日(火)23時
5.資金使途:繁殖研究と妊娠検査の安定継続、妊娠検査薬(簡易検査キット)の作製にむけた簡易分析法の開発検討のための費用など
6.形式:寄付金控除型 / All in形式
※All in形式は、目標金額の達成の有無に関わらず、集まった支援金を受け取ることができる形式です。
7.実行者情報:東海国立大学機構 岐阜大学応用生物科学部 動物繁殖学研究室
詳細はhttps://readyfor.jp/projects/zooreplab-nekoをご参照ください。