発行:2023年11月28日

 

サプライチェーン全体のカーボンニュートラル達成に向けた2030年目標を設定


 住友ゴム工業(株)(社長:山本悟)は、サプライチェーン全体のカーボンニュートラル達成に向けて、新たにScope3※1の2030年削減目標を設定しました。また、Scope1※2,2※3における2030年削減目標については、各拠点の積極的な取り組みにより前倒しで進捗しているため目標値を引き上げました。

 サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」※4に即し、サプライチェーン全体におけるカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを加速してまいります。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202311273415-O1-Si50e0B4

 

■Scope3排出量の削減

当社グループの温室効果ガス排出量はScope3が約9割を占めており、サプライチェーン全体におけるカーボンニュートラル達成に向けて、Scope3排出量のほぼ全てをカバーした2030年目標を設定しました。

 

「材料開発・調達」では、サステナブル原材料の活用、サプライヤーエンゲージメントの強化で、2030年25%削減(2021年比)、「物流」ではモーダルシフトの推進などで、2030年10%削減(2021年比)を目指します。「販売・使用」「回収・リサイクル」ではタイヤの転がり抵抗低減やロングライフ化、リトレッドタイヤの生産能力拡大などを進めます。各プロセスで「はずむ未来チャレンジ2050」および循環型ビジネス構想「TOWANOWA」※5で掲げる取り組みを推進することで、目標値の達成を目指します。

 

なお、上記の各プロセスは、温室効果ガス(GHG)プロトコルにおけるScope3カテゴリに対し、以下のとおり相当します。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M103622/202311273415/_prw_OT1fl_6336X9zi.png

 

■Scope1,2排出量の削減

2021年に2030年50%削減(2017年比)目標を設定しました。各拠点の積極的な取り組みにより、目標に対して前倒しで削減に取り組むことができており、目標値を2030年55%削減(2017年比)に引き上げます。削減には中国やタイのタイヤ工場における電力の再生可能エネルギー化※6※7が大きく貢献しました。取り組みを継続し2050年カーボンニュートラル達成を目指します。

 

今後も当社グループは、サプライチェーン全体のカーボンニュートラル達成およびサーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みを加速させ、持続可能な社会の発展に貢献していきます。

 

※1 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出

※2 他社から供給された電気の使用に伴う間接排出

※3 Scope1,2以外の間接的な排出(事業に関連する他社による排出

※4 サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」https://www.srigroup.co.jp/sustainability/value_creation/challenge2050.html

※5 循環型ビジネス構想「TOWANOWA」

 https://www.srigroup.co.jp/corporate/vision.html#towanowa

※6 中国のタイヤ工場にて電力の100%再生可能エネルギー化を実現(ニュースリリース発行:2022年1月18日)

https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2022/sri/2022_006.html

※7タイのタイヤ工場における電力のゼロカーボン化への取り組み(ニュースリリース発行:2023年2月21日)

https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2023/sri/2023_011.html

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 サプライチェーン全体のカーボンニュートラル達成に向けた2030年目標を設定