発表者であるドイツ・ハンブルクのICH Study Centerのミハエル・サブランスキー医師(Michael Sabranski, MD)は次のように述べています。「リアルワールド試験により治療の有効性や安全性プロファイルを理解することは、幅広いHIV陽性者に対するHIV臨床ケアをさらに理解する一助となります。BICSTaR試験の目的は、実臨床におけるビクタルビおよびその役割を、より包括的に理解することです。BICSTaR試験の3年間の結果は、さまざまなHIV陽性者におけるビクタルビのリアルワールドプロファイルをさらに支持しており、これらの結果は、ビクタルビの治療に関する無作為化臨床試験のエビデンスと一致しています」
BICSTaR試験について Bictegravir Single Tablet Regimen(BICSTaR)試験は、未治療および治療歴のあるHIV陽性者を対象に、ビクタルビによる治療の有効性、安全性、忍容性、および患者報告アウトカムを評価する、現在進行中の国際共同、観察、単群、非比較、実臨床コホート試験です。BICSTaR試験に登録されているHIV陽性者は、ベースライン時に高い併存疾患の有病率を有しています。
ギリアドは、世界中のHIV感染者の進化するニーズに対する解決策を提供するため、継続的な科学的イノベーションに取り組んでいます。パートナーシップと協力を通じて、当社は教育を発展させ、アクセスを拡大し、ケアに対する障壁に対処することも目指しながら、世界におけるHIVの流行を終結させることを目標としています。またギリアドは、Funders Concerned About AIDSが発表した報告書において、HIV関連プログラムの慈善資金提供者として第1位に認定されました。
将来予測に関する記述 本プレスリリースは、1995 年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)で定義される「将来予測に関する記述」に該当し、いくつかのリスクや不確定要素などの要因を含む場合があり、具体的には以下がそれに当たります: ギリアドが現在見込まれる日程内に臨床試験を開始、進行、完了する能力、またはそれらが全くできない可能性、ビクタルビに関するものを含む現在進行中および追加の臨床試験において好ましくない結果が認められる可能性、および上述のいずれかの背景となる前提。これらのリスクやその他のリスク、不確定要素や要因については、米国証券取引委員会に提出している、2023年6月30日を期末とするギリアド社四半期報告書(フォーム10-Q)において詳細に説明しています。これらのリスク、不確定要素、その他の要因により、実際の結果が「将来予測に関する記述」と著しく異なったものとなる可能性があります。歴史的事実以外の全ての記述は、「将来予測に関する記述」とみなされます。このような「将来予測に関する記述」は将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を伴いますので、これに過度に依拠しないようご注意ください。「将来予測に関する記述」は全て、ギリアドが現在入手できる情報に基づいており、ギリアドでは「将来予測に関する記述」を更新する義務を負うことはなく、更新する意向もありません。