主催:明治学院大学心理学部小野研究室、株式会社スダチ、後援:東京都港区教育委員会

2023年11月11日(土)に明治学院大学白金キャンパスにて、不登校問題をテーマにしたシンポジウムが開催されます。
先日発表された令和4年データによれば、不登校児童生徒数は約30万人にのぼり、10年連続で史上最多を更新しています。
本シンポジウムは、喫緊の課題と言える不登校問題について、当事者の方にとっての選択肢を増やす場となることを目的に企画されました。不登校に悩む方々と問題解決に向けて対話し、実施可能な対策方法を考えます。登壇は、明治学院大学心理学部の小野昌彦教授、株式会社スダチ代表取締役の小川涼太郎氏、不登校を経験された3名の保護者の方々です。
東京都港区教育委員会の後援を受けて開催され、参加費は無料、事前予約不要でどなたでもご参加いただけます。
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イベント概要
[日時]2023年(令和5年) 11月11日(土) 13:00〜15:00
13:00〜13:20 基調講演 株式会社スダチ 小川涼太郎
13:30〜14:00 対談 明治学院大学 小野昌彦・株式会社スダチ 小川涼太郎
14:00〜14:30 話題提供 不登校を経験した保護者の方3名
14:30〜14:40 休憩
14:40〜15:00 質疑応答
[会場]明治学院大学白金キャンパス 2号館 2301号教室
[参加方法]参加費無料・事前予約不要
 不登校に関心のある方はどなたでもご参加できます。
[主催]明治学院大学心理学部小野研究室、株式会社スダチ
[後援]東京都港区教育委員会

登壇者紹介
明治学院大学心理学部教授 小野昌彦
明治学院大学心理学部教授、国立宮崎大学名誉教授。公認心理師、専門行動療法士。行動療法の立場から不登校、発達障害、問題行動の解決支援を専門とする。これまで学術的にも評価が高く再登校実績のある包括的支援アプローチにより、不登校ゼロ学校の達成、市単位の不登校半減を達成。平成28年度筑波大学心理・発達教育相談室功労賞を受賞。
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株式会社スダチ代表取締役 小川涼太郎
1994年生まれ(現29歳)、徳島県出身。2019年株式会社スダチを設立。「誰もが巣立ちゆける世界を」をミッションに掲げ、不登校支援事業を開始。教育を通して“巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたけるように”と完全オンラインの支援で子どもたちの再登校を促す「不登校支援サービス スダチ」を展開している。サービス開始から2023年9月までに、累計再登校人数は600名を突破し、これまでに支援を受けた子どもの90.7%が再登校を達成した。株式会社スダチHP:https://sudachi.support/corp/
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不登校を経験された保護者の方々
お子様の学年性別:小4女子
不登校のきっかけ:お母様が新型コロナウィルスに罹患され、濃厚接触者として学校を休んだこと
不登校期間:2か月半
再登校までの日数:22日(12/20の冬休み直前(23日の終業式は行けた)〜年明けに再登校)
再登校までのエピソード:小3の頃から行き渋りがあり、4年になって月1程度休むようになっていた。そこでお母様がコロナに罹患され、濃厚接触者として長く学校を休んだのをきっかけに「行きたくない」と言いだした。とても優秀で学級委員もしていたがクラスが荒れ気味で、先生も「疲れたのかもしれない」と言っていたそう。
その後、再登校のサポートを受講し、生活はすぐに整ったが、なかなか再登校の兆しが見えなかった。しかし、お母様が体調を崩したことで、お父様にも深く関わってもらい、家族が結束した結果、再登校することができた。

お子様の学年性別:中2女子(当時小6だった妹さんも不登校になった)
不登校のきっかけ:友達とのトラブル
不登校期間:2ヶ月間
再登校までの日数:約1ヶ月
再登校までのエピソード:妹さんからも「お母さんパシリじゃん!」と言われてしまうほど下手に出ていた。
そこから再登校のサポートを受講し、接し方を徹底して見直していただいた結果、再登校できた。ルールスタートから7日で再登校したが、1週間継続登校した後また休み始めてしまったため、サポートを15日延長。

お子様の学年性別:中3男子
不登校のきっかけ:不明
不登校期間:1年ほど五月雨登校
再登校までの日数:3日目で再登校
再登校までのエピソード:スクールカウンセラー、精神科医、ネットや本で調べた方法、あらゆることを試したが登校できず。
全寮制の高校へ進学することを決めていた中で、最後の手段として再登校のサポートを受けた。無事3日で再登校することができた。

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 不登校の過去最多人数更新を受け、緊急シンポジウム開催(2023年11月11日 明治学院大学)