アステラス製薬株式会社は、この度、アイルランドのケリー州トラリーに総工費およそ3億3,000万ユーロの最先端工場を新設することを発表しました。

今回のアイランドにおける投資は、アステラス製薬の無菌製剤の生産と能力を拡大し、世界的な供給に向けて安定した生産を強化するとともに、革新的な抗体医薬品をはじめとする新製品の開発および商業化を加速させます。

今回の発表について、サイモン・コーヴェニー企業・貿易・雇用大臣は、次のように述べました。「トラリーに最先端工場を新設するというアステラス製薬の決定を心から歓迎します。アステラス製薬がもたらす多額の投資は、高度で専門的なエンジニアリング、サイエンス、テクノロジー分野における雇用の創出にもつながり、アイルランド南西地方にとって非常に重要です。新工場を意欲的な持続可能性目標と価値に沿って建設し、エネルギーと環境設計における国内および世界最高のベストプラクティスを採用することに対するアステラス製薬のコミットメントは、称賛に値します。今回の変革的なプロジェクトの成功を心よりお祈り申し上げます」

新工場は、トラリーのケリー・テクノロジー・パーク内にあるアイルランド政府産業開発庁のグリーンフィールド・サイトに建設される予定で、高度で専門的なエンジニアリング、サイエンス、テクノロジー分野の雇用を同地域にもたらすとともに、アステラス製薬のビジョンである「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者の価値に変える」の実現を後押しします。

アイルランド政府産業開発庁のマイケル・ローハン長官は、次のように述べました。「アステラス製薬の今回の発表は、アイルランド南西地方そしてアイルランド全体にとって素晴らしいニュースです。アステラス製薬は既にケリーおよびダブリンの両地域において存在感を示しており、最先端の無菌製剤工場の新設に向けた今回の3億3,000万ユーロに及ぶ大規模投資は、アステラス製薬のグローバル事業におけるアイルランドの戦略的重要性を明確に示しています。トラリーの新工場は持続可能性を中核に据えて建設され、アイルランドと各地方の投資先としての魅力を示します」

■アイルランド政府産業開発庁 (IDA Ireland) について
アイルランド政府産業開発庁は、アイルランドの産業開発、海外からの直接投資等を推進する目的で設立された政府機関です。日本事務所では、過去50年間にわたり、欧州への進出を検討されている日本企業向けに、立地や人材、税制、優遇措置など各種最新情報の提供のほか、現地視察、進出計画の立案から進出後のサポートまで幅広い支援を行っています。
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情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 アステラス製薬、アイルランド・ケリー州トラリーでの最先端工場の新設に 3億3,000万ユーロ以上を投資