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「SDGsの後半戦に向けたアジアでのSDGsビジネス展開」を金沢工業大学が開催。
アジアでのSDGsビジネス展開の重要性の共有やJICAによる中小企業・SDGsビジネス支援事業の紹介、成長著しいアジアを巡るアジアSDGsビジネスツアーを紹介
10月11日(水)虎ノ門キャンパス(東京都港区)14時から15時30分まで
金沢工業大学では、第1回「ジャパンSDGsアワード」SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞受賞後、SDGs達成に向けた様々な組織との連携を加速させています。
*SDGsとは国連加盟193国が達成を目指す持続可能な開発目標のことです。
この度、金沢工業大学SDGs推進センター(所長 平本督太郎 金沢工業大学経営情報学科教授)は、金沢工業大学虎ノ門キャンパス(東京都港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル)13階で、10月11日(水)14時から15時30分まで、「アジアSDGsビジネスセミナー『SDGsの後半戦に向けたアジアでのSDGsビジネス展開』~アジアの著しい成長を日本の成長に結び付けるとともに、日本の強みでアジアの社会課題を解決する~」を開催いたします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309270278-O1-MjdkgjJO】
(東京都港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル)
【開催趣旨】
本年、2023年はSDGsの中間年です。先日ニューヨークで開催されたSDGsサミットにおいても、SDGsの達成は危機的な状況であり、各国による取り組みの加速とともに、途上国への支援が必要不可欠であることが示されました。今後、日本をはじめ、先進国政府や欧米企業が途上国での活動の活性化にむけて注力していくことが予測されます。
日本は国内においては、世界ランキングが毎年下がる等、SDGsの課題ばかりが注目されますが、1億人以上の人口を有する大国においては、世界トップの地位を維持し続け、教育などの一部領域においても、世界から注目される素晴らしい成果を生み出しています。そうした面からは、日本には国内だけではなく、その素晴らしい成果を用いて世界に貢献してほしいという要望も多く寄せられています。また、大企業に統合されずに、個社ごとに素晴らしい技術を磨き上げ続けてきた日本の中小企業の存在も大きく、いまでも多様な技術が存在するからこそ、アジアの多様な課題とのマッチングが上手くいきやすいといったことから、日本企業による貢献も期待されています。
他方で、昨今アジアにおける経済成長は著しく、今後成長が停滞する日本を追い抜いていく国が増えていきます。直近10年程度を見ても、インド、インドネシアは日本を超える経済大国になることが予測されており、米国・中国はまさに収穫の時期ということで、アジア各国との関係強化を進めています。
こうした中、日本がすでに上から目線でアジアを見ることが出来ない状況を理解することで、これまで日本がアジアに貢献し築き上げてきた信頼を土台として、アジアの成長を日本の成長につなげていくことが可能です。
当セミナーでは、上記の状況やその重要性について改めて説明するとともに、関連する日本政府による支援策や成功事例を紹介します。また、みなさんが取り組みを始めるきっかけとして、11月20日から開催するアジアSDGsビジネスツアーの第1弾タイツアーやその後のインド・インドネシア・ベトナムでの実施についてもご紹介いたします。
【セミナーの概要】
セミナーの概要は以下の通りです。皆様の積極的なご参加お待ちしております。
主催:金沢工業大学SDGs推進センター
後援:株式会社LODU、株式会社グローバルイノベーションズ、 株式会社30年後の未来総合研究所
協力:名鉄観光サービス株式会社
開催日時:2023年10月11日(水)14:00~15:30
開催場所:金沢工業大学 虎ノ門キャンパス 13F
定員:100名(先着順)
【申し込みについて】
以下のURLから参加申し込みをお願いいたします。
※申し込み締め切り 10月10日(火)12:00
https://forms.gle/Lh8WbqBVTXxP4H7w9
【当日のプログラム】
14:00~14:05 開会あいさつ
14:05~14:30 プレゼンテーション1
「SDGs後半戦に向けたアジアでのSDGsビジネス展開でSDGs達成と企業成長を両立する」
平本督太郎(金沢工業大学SDGs推進センター所長、経営情報学科教授、BoP Global Network Japan代表理事)
14:30~15:00 プレゼンテーション2
「JICAによる中小企業・SDGsビジネス支援事業の概要と成功事例」
片井啓司(JICA 民間連携事業部参事役兼計画・連携企画課長)
15:00~15:20 プレゼンテーション3
「アジアSDGsビジネスツアーのご案内」
黒岩賢太郎(株式会社グローバルイノベーションズ 代表取締役、ツアー事務局長)
平本督太郎(金沢工業大学、ツアー監修者)
15:20~15:30 質疑応答
【アジアSDGsビジネスツアーとは】
日本と親和性が高いタイ・ベトナム、今後日本を超える経済大国となるインド・インドネシアを4回に分けて訪問し、各国の著しい成長を肌で感じ、新たなビジネスチャンスを模索するツアーです。現地ではシンクタンクによるビジネス実態の全体像の共有、日本政府機関による支援実態の共有、現地スタートアップハブによる成長領域の共有や連携可能性の模索、国連機関によるSDGsの進捗状況の共有、現地で成功している日本企業による成功の秘訣の共有等、吸収しきれないほどの情報を得られます。
また、MDGs時代から途上国での社会課題解決型ビジネスに20年近くかかわり続けてきている金沢工業大学平本所長が同行・解説するため、ツアー中のディスカッションを通じて、自社や自分にとって、それぞれの情報がどのような意味を持つのか、膨大な情報を整理しながら、理解を深めることが出来ます。
さらに、すでに国内外でSDGsビジネスに取り組み高い評価を受けている企業の経営者の方々の参加が決まっているため、ツアー同行者内で一緒に新たな挑戦をしていく仲間づくりができ、ツアー後にフォローアップイベントにて、今後どのように新たな事業創造、既存事業のアジア展開を行っていくのかについて一緒に模索することが出来ます。
金沢工業大学では、今後も日本一のSDGs教育推進大学として、日本中・世界中にSDGs教育を広めていくことに注力していくことで、SDGsの達成に貢献していきます。
SDGsの達成に向けた金沢工業大学の取り組み
その他、金沢工業大学のSDGsに関する取り組みについては、SDGs推進センターのウェブサイトをご覧ください。
SDGs推進センターのウェブサイト:
http://www.kanazawa-it.ac.jp/sdgs/
SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連に加盟する世界193か国が合意した17の目標、169のターゲットのことです。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、様々なステークホルダーのパートナーシップが必要となります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309270278-O2-ziK1nqs3】
SDGsの17の目標(国連広報センターウェブサイトより)