■クボタの農業事業について 食料・水・環境の分野において幅広く事業を展開しているクボタは、農業機械をはじめとする製品やソリューションを提供することで、世界の食を支え続けています。長期ビジョン「GMB2030」では、クボタがめざす姿として「豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”」を掲げ、食料の生産性・安全性を高めるソリューションの提供に取り組んでいます。 クボタは稲作市場において高い評価をいただいており、グローバルに食を支え、今後予想される世界的な食料問題の解決に貢献すべく、畑作市場においてもお客様に寄り添った活動を展開しています。 世界有数の畑作エリアである欧州では、トラクタとインプルメントの連携強化を進め、畑作から果樹、牧草関連市場に至る幅広い領域にソリューションを提供しています。2021年には研究開発拠点「Kubota Research &Development Europe SAS」をフランスに開設し、フランスをはじめとする欧州市場を中心に、世界の畑作市場向けの技術開発・製品開発を行っています。また、世界最大のトラクタ市場であるインドをはじめ、アジアやアフリカなどの新興国においても、農業機械の段階的な普及、農作業の効率化や生産性の向上に寄与すべく、様々な製品・ソリューションを展開しています。 さらに、各地域で異なるニーズや課題をカバーしていくために、クボタは世界各国に研究開発拠点を構え、各国で得られた知見を活かしながら、大学との共同研究やスタートアップへの投資など、異分野・異業種の社外パートナーとの連携を強化し、高度化・多様化する将来の課題解決に貢献するためのオープンイノベーションを積極的に推進。農業領域だけでなく、異業種とも連携するオープンなアグリプラットフォームを構築し、フードバリューチェーン全体にソリューションを提供することでフードロス削減にも貢献します。 クボタは今後も引き続き世界の食を支えるための挑戦を続けてまいります。