白峰地域丸ごとハック~限界集落の未来都市へとトランスフォームせよ!~

金沢工業大学では「白峰地域丸ごとハック~限界集落を持続可能な未来都市へとトランスフォームせよ!~」をテーマに9月14日(木)から17日(日)まで「KITハッカソン2023」を開催します。
ハッカソン(hackathon)はプログラミングを意味する「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた造語。短期間でアイデア出しから試作物の開発までを行う米国由来のイノベーション手法です。
このたびの「KITハッカソン2023」では、金沢工業大学 情報工学科 中沢実教授のもと、学生などの若者を中心とした新しい価値観を有する人材が白峰に集まり、アートやサイエンス、エンジニアリング、デザインの側面から、集落全体を未来都市へとアップデートするアイデアを創出。それらを具現化するシステムやデバイスの試作と地域内での社会実装を通じて、白峰地域の持続可能性を徹底的に追求します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309058975-O1-RW3pB7c0
<過去、白峰地域をフィールドに産学連携で行ってきたリサーチの模様>

 
【KITハッカソン2023】    
白峰地域丸ごとハック~限界集落を持続可能な未来都市へとトランスフォームせよ!~

■開催趣旨
石川県の最南端にある白峰地域は100年以上の築年を有する古民家が密集しています。江戸時代の「町場」(まちば)のような美しい景観が保たれ、四季折々のお祭りが開催されるなど、自然や文化が共に地域の手によって古くから大切に受け継がれ、残されている地域です。
一方で、地域産業である観光業の衰退や、地域事業者の後継者不足、慢性的な少子高齢化、空き家問題等、様々な問題が重なり、地域の持続性が危ぶまれている地域ともいわれています。
このたびの「KITハッカソン2023」では、学生などの若者を中心とした新しい価値観を有する人材が白峰に集まり、アートやサイエンス、エンジニアリング、デザインの側面から、集落全体を未来都市へとアップデートするアイデアを創出。それらを具現化するシステムやデバイスの試作と地域内での社会実装を通じて、白峰地域の持続可能性を徹底的に追求します。

[開催期間]9月14日(木)AM~17日(日)AM
[会場]メイン会場:白峰コミュニティホール白峰交流館(〒920-2501 石川県白山市白峰149)
[スケジュール]
  9月14日(木)
   10:00-10:20 KITハッカソン趣旨説明(情報工学科 教授 中沢実)
   10:20-11:20 地域フィールドワーク
   11:20-12:20 キーノート(建築学科 教授 宮下智裕)
   12:20-13:20 ランチ
   13:20-16:00 アイデアソン&チームビルディング
   16:00-17:00 アイデア発表

  9月15日(金)
   9:00-17:00 ハッカソン

  9月16日(土) 
   9:00-17:00 ハッカソン&地域フィールド実装

  9月17日(日)
   9:00-12:00 地域フィールドを活用したプレゼンテーション
   13:00    解散 

[参加予定者](50~70名の参加者を予定)
 ・金沢工業大学学生 約20名~30名
 ・一般社団法人サトヤマカイギに所属するサトヤマミライカイギメンバー 約10名
 ・経済産業省 地域DX促進環境整備事業に参画する企業 約5名
 ・地元企業/首都圏等の企業(サトヤマカイギパートナー企業)約5名
 ・地域住民/地元商店等の事業者 約10名
 ・石川県警 約5名

[KITハッカソン2023のポイント]
●経済・環境・社会の調和を図る持続可能な未来の白峰地域を大胆に創造する
● 学生が白峰地域に滞在して、試作開発したシステムを地域内に物理的に実装する
● 金沢工業大学の学生に加え、一般社団法人サトヤマカイギに参画する学生も参加
● 経済産業省 令和4年度「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金」の一環として実施
● 白峰地域のまちづくり会社、株式会社YOSITAIと連携し、白峰地域のデジタルトランスフォーメーションを推進する。
※株式会社YOSITAIは、地元、大手企業、ベンチャー企業が出資して発足した、地域発まちづくり会社
● 石川県警との連携から、過疎地域における地域の安全、安心によるまちづくりの在り方を考える

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 KITハッカソン2023を開催。アイデア出しからシステムやデバイスの開発、社会実装までを白峰全体で実施