個人情報取扱い時の事故内容で多い「メール誤送信」について解説

2023年7月27日
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)

一般財団法人日本情報経済社会推進協会(以下JIPDEC)が運営するプライバシーマーク制度では、プライバシーマーク25周年プロジェクトの一環として、すべての事業者の皆さまにご活用いただける、社内教育用動画「個人情報の取扱いに関する事故を起こさないために」をPマーク公式YouTubeチャンネルで公開しています。
 第一弾の「個人情報保護の大切さ」に続き、このたび第二弾「メール誤送信に気をつけよう」を公開しましたのでお知らせします。

【動画:https://www.youtube.com/watch?v=YC6CX1jizYo

 
「メール誤送信」は、個人情報の取扱いにおける事故報告で例年多い結果に
JIPDECが毎年取りまとめている「個人情報の取扱いにおける事故報告」※1の最新データでは、誤送信が事故全体の24.7%と多く、過去の結果でも例年上位を占めています。一方、JIPDECが毎年実施している「企業IT利活用動向調査」※2では、メール誤送信防止ツールの導入率は4割にとどまり、いまだ対策が不十分な事業者が多いことがわかります。
ツールの導入やルールの徹底を経営側が促すことはもちろん、メール誤送信は、業務でメールを利用するすべての人に起こりうると再認識し、日頃の手順等を改めて確認し改善を繰り返すことが必要です。
今回公開した動画では、誤送信が起こりやすいタイミングや送信する前に気をつけたいことなど、業務でメールを利用するすべての人に改めて確認していただきたいことを約9分の動画で紹介しています。これからの社員教育等でぜひご活用いただき、意識改革と日頃の業務改善にお役立てください。

※1 2022年度 個人情報の取扱いにおける事故報告 集計結果」JIPDEC・プライバシーマーク推進センター
※2 「企業IT利活用動向調査2023」(JIPDEC IT-Report2023 Spring)JIPDEC/ITR

 
プライバシーマーク制度は今年で創設25周年 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307267491-O4-CM3qGzt7
「プライバシーマーク制度」は、企業や団体(事業者)などの個人情報保護の体制や運用が適切であることを、消費者の皆さまに“プライバシーマーク”というロゴマークを用いてわかりやすく示す制度です。2023年4月で創設より25周年(25周年特設サイト )を迎えました。 
2023年5月末現在約17,500社がプライバシーマークを取得しており、事業者は、「個人情報」を適切に取り扱っていることを消費者の皆さまにお伝えしていくとともに、そこで働く人々は責任と自覚をもって取り組んでいます。 
プライバシーマークでは、より一層、皆さまに必要とされる制度となるよう邁進することを宣言するとともに、25周年プロジェクトとして記念ロゴマークの作成と、25周年特設サイトでの様々なコンテンツ公開や新しい取組等を順次展開してまいります。ご期待ください。 
 

 
■本件に関するお問い合わせ
⼀般財団法⼈⽇本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
プライバシーマーク推進センター
お問い合わせフォームhttps://www.jipdec.or.jp/pmark_inquiry.html

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 プライバシーマーク 社内教育用動画「メール誤送信に気をつけよう」をYouTube公開!