現在のデジタルマーケティングでは、広告がクリックされた後7日間程度のCV(Conversion:サイト来訪者数、申し込み数など)をCPA(Cost Per Acquisition:顧客獲得単価)で評価する手法が一般的です。一方で、検討期間の長い商材や、ブランディング、エンゲージメントの強化を目的としたマーケティング活動においては、未来の顧客を中長期で開拓・育成していく「ナーチャリング」が重視されつつあり、デジタル広告の効果を中長期で評価する指標が必要となっています。当社の調査では、広告接触後7日以内の短期的な申し込みに対して、広告接触後6カ月以内の中長期的な申し込みは平均12倍の件数が存在する事例も確認できており※1、半年後までの効果を加味して広告評価ができれば、より精緻で、企業の目的に合致したデジタル広告の最適化が可能になります。