資生堂では、2019年からSAP SuccessFactorsの目標・評価および後継者管理などのタレントマネジメント機能を活用し、人事・給与管理には以前からSAP® HCMを利用していました。この度、データや業務プロセスの標準化と統合基幹システムの構築・導入を通じて企業価値の最大化を目指す同社のビジネス変革プログラム「FOCUS(First One Connected and Unified Shiseido)」の一環として、国内の人事・給与システムについても、SAP SuccessFactorsへの移行が実現しました。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 ピープル・アドバイザリー・サービス パートナー 田口陽一 EYSCのピープル・アドバイザリー・サービスは、EYのパーパス(存在意義)であるBuilding a better working worldのもと、さまざまな人材アジェンダに対するサービスを提供、HRDX(人事部門のデジタルトランスフォーメーション)の支援にも取り組んでいます。今回「FOCUS」の一環として国内の人事・給与システムのSAP SuccessFactorsへの移行が資生堂・SAP・EYSC3社の緊密な協力関係の下、稼働に至ったことを大変うれしく思います。今回の稼働に伴い標準化された業務とデータが礎となり、資生堂社の人事業務における戦略的データ活用が促進され、グローバル人財戦略の実現に資することを期待しています。