従来品の使用温度上限を2倍以上の250℃まで拡張

2023年5月16日
クリマテック株式会社

ハクセフラックス社(オランダ)の日本総代理店であるクリマテック株式会社(本社:東京都豊島区 代表取締役 郷司尚之)は、従来品の使用可能温度上限を2倍以上の250℃まで拡張した薄膜熱流センサの新製品「CHF-FHF06」を日本国内へ向けて発売開始しました。

 

【薄膜熱流センサFHFシリーズについて】

薄膜熱流センサCHF-FHFシリーズは、測定対象を通過する熱流束を計測し、W/m2(ワット毎平方メートル)の単位で表します。内部の受感部はサーモパイル(熱電錐=熱電対の集まり)でできており、センサの裏と表の温度差により発生する微電圧出力から熱流へと変換します。

 

薄膜熱流センサCHF-FHFシリーズでは、用途に応じた複数のサイズを揃えています。すべてのモデルに柔軟性があり、パイプなどの曲面にも容易に取り付けることができ、さらに電源を必要としません。また、受感部には温度センサも内蔵しており、熱流束と表面温度を同時計測が可能です。他にも、ハクセフラックス社の特許技術によるサーマルスプレイダー(受感部を覆う金属箔)を用いて、さまざまな素材固有の熱伝導率の違いによる影響を低減します。

 

新型CHF-FHF06では、従来のCHF-FHF05の使用温度上限120℃を大きく上回り、2倍以上の250℃までの使用を実現しました。これまで以上に様々な分野での活用が見込まれ、薄膜熱流センサCHF-FHFシリーズは熱流計測を検討している方々にとって、最適なセンサとなっています。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107516/202305165650/_prw_PT1fl_Xn8S5m60.png

 

熱流束計・熱流計紹介ページ

https://www.weather.jp/products/heat-flux/

 

【熱流束とは】

熱流束とは、熱が物体を通過する際の単位面積あたりの移動する熱エネルギー量です。対して、温度は熱エネルギーの移動の結果となります。熱流計測を行うことで熱の移動量を定量化し、温度変化ではとらえきれない熱移動を知ることで、より深く物理現象を把握し理解することが可能となります。

 

【製品ラインナップ及び価格】

薄膜熱流センサCHF-FHF06 25x50mmサイズ 定価\200,000.-(税抜)

薄膜熱流センサCHF-FHF05 SSサイズ 定価\50,000.-(税抜)

薄膜熱流センサCHF-FHF05 Sサイズ 定価\50,000.-(税抜)

薄膜熱流センサCHF-FHF05 LGサイズ 定価\100,000.-(税抜)

薄膜熱流センサCHF-FHF05 Mサイズ 定価\84,000.-(税抜)

薄膜熱流センサCHF-FHF05 Lサイズ 定価\150,000.-(税抜)

 

【今後の展望】

クリマテック株式会社は長年養ってきた計測技術を活かし、お客様のあらゆるニーズに答えるシステムソリューションプロバイダーとして、工業計測に携わる方々に貢献してまいります。

 

【クリマテック株式会社 概要】

〒171-0014 東京都豊島区池袋4丁目2-11 CTビル6F

TEL:03-3988-6616 FAX:03-3988-6613 URL:https://www.weather.jp/

代表取締役 郷司 尚之

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 熱流束計測で世界トップシェアを誇るハクセフラックス社から新型熱流センサを発売開始