- 週間ランキング
NTTレゾナント株式会社
プレスリリース
【goo Search Solution独自調査レポート2023 Vol.1】 ECユーザーの8割が「購入目的がなくてもECサイトを見ている」 ~実店舗利用が回復傾向の2023年、ECサイトと実店舗の関係性を調査~ https://searchsolution.goo.ne.jp/materials/13-online-to-offline-research-report/
NTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:楠木 健、以下NTTレゾナント)は、AI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution(グーサーチソリューション)」において、独自調査(2023年)(*1)として実施した調査結果の第1弾として、ECサイトと実店舗の関係に関する調査レポートを公開します。
1.調査背景
2020年から続いたコロナ禍は、行動制限の緩和が発表されるなど収束の兆しを見せています。実際、経済産業省の「商業動態統計」(*2)によると、2022年はスーパーやドラッグストア、百貨店などの実店舗で前年よりも販売額が上回っており、実店舗の利用が回復傾向にあるようです。
そこで、goo Search Solutionは、ECサイトと実店舗の利用動向と関連性を明らかにするため、「ECサイトを1か月以内に利用した人」を対象に調査を実施しました。
2. 調査結果
(1)「食品」「衣類」は実店舗利用傾向が強め。「実物を見て」購入できることが重要。
ECを日常利用するユーザーが実店舗で購入する商品ジャンルは「食品」が最多の57.3%、次点で「衣類」が38.9%でした。以降、その他のジャンルは3割以下にとどまり、実店舗で購入される商品とそうでない商品は二極化していると言えます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304185007-O1-MRLAFGED】 グラフ1
実店舗で購入する理由を問う質問では、「実物が見られるから」が最多で、59.2%と過半数に達しています。即時性を重視する「リアルタイムで手に入る」(40.9%)と、価格を考慮する「送料がかからないから」(38.4%)が続いているものの、「実店舗でじっくり吟味したい」というニーズが顕著に表れる結果となりました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304185007-O2-L3JTA97x】 グラフ2
(2) ECユーザーの7割が実店舗でのアプリクーポン利用経験あり
アプリのクーポン利用に関する設問では、ECを日常利用するユーザーの7割が実店舗でのアプリクーポン利用経験ありという結果になりました。使用したクーポンの種類については「値引き」クーポンが60.8%で最多でした。このことから、クーポンは実店舗の利用動機になる可能性が高いと言えそうです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304185007-O3-j5PI34e6】 グラフ3
(3) ECユーザーの8割以上が「購入目的がなくてもECサイトを見ている」
ECサイトの利用動向について、ECユーザーの87.9%が「購入目的がなくてもECサイトを訪問する」ことがわかりました。その理由は「購入検討のため」(47%)が最多ではあるものの、「店舗訪問前の情報収集(価格等)」(8.4%)や「店舗在庫を見るため」(4.1%)とあるように、実店舗への訪問意欲が高いと思われる利用動向もうかがえました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304185007-O4-ObWzLKLj】 グラフ4
本独自調査レポート(*1)は、以下からダウンロード可能です。
https://searchsolution.goo.ne.jp/materials/13-online-to-offline-research-report/
この他にもgoo Search Solutionではさまざまな調査レポートを公開しています。ぜひご参考ください。レポート一覧はこちら。
3. goo Search Solutionについて(https://searchsolution.goo.ne.jp)
goo Search Solutionは、AIがユーザーの行動ログから自己学習し検索結果の最適化を行うAI型ECサイト内検索ソリューションです。当社提供ポータルサイト「goo」の運営の中でノウハウを蓄積した検索の専門部門が、「gooのAI」技術を用いてECサイト内検索の利便性向上を支援します。
今回の調査では「実店舗へ行く前に、価格や店舗在庫の情報収集の手段としてECサイトを利用する」ことがわかりました。この結果から、ECサイトは実店舗で商品を買う人にとっても、最初に接する情報源となる可能性があることがうかがえます。
このようなECサイトユーザーが欲しい商品と出会うきっかけを作るため、検索の精度を高めることは重要です。goo Search Solutionでは、商品情報をAIが解析して特徴やポイントをハッシュタグとして自動生成し、より欲しい商品を探しやすくする「ハッシュタグ機能」も2023年3月より提供開始。「検索」に関わるさまざまなニーズ、EC業界をとりまく変化をとらえ、これらに対応する機能の開発・精度向上に努めています。
goo Search Solutionは、今後もECサイトの売上アップを支援してまいります。
【補足】
(*1) 調査概要
調査対象者:15歳~69歳の男女(1か月以内にECサイトを利用した人)
有効回答者数:1,035名
調査期間:2023年2月3日~ 2023年2月4日
調査方法:インターネットリサーチ
本調査では小数点第2位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%にならない場合があります。
(*2) 参考情報
2023年3月16日 経済産業省 大臣官房 調査統計グループ『商業動態統計月報(確報)2023年1月分(2022年年間補正、2020年基準改定)』p.30 ~ p.36
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/pdf/202301K.pdf
※ 記載されている会社名、サービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
以上