宇宙を遊ぼう!月面ロボットがあなたの手元に。「SORA-Q Flagship Model -宇宙兄弟EDITION-」同時発売

 株式会社タカラトミー(代表取締役社長:小島一洋/所在地:東京都葛飾区)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)、ソニーグループ株式会社、同志社大学等と共同開発した超小型の変形型月面ロボット「愛称:SORA-Q(ソラキュー)」※1の1/1スケールモデル「SORA-Q Flagship Model(ソラキュー フラッグシップモデル)」(希望小売価格:27,500円/税込)と、漫画「宇宙兄弟」とコラボレーションしたスペシャルモデル「SORA-Q Flagship Model -宇宙兄弟EDITION-」(希望小売価格:33,000円/税込)の2種を、2023年9月2日(土)から発売いたします。

 なお「タカラトミーモール」では、2023年4月13日(木)から「SORA-Q Flagship Model」の、2023年4月28日(金)から「SORA-Q Flagship Model -宇宙兄弟EDITION-」の、予約受付を開始します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124831-O8-hbjh8we8
「SORA-Q Flagship Model」 © TОMY

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124831-O7-lhQhX129
「SORA-Q Flagship Model -宇宙兄弟EDITION-」© TОMY  ©小山宙哉/講談社

 「SORA-Q Flagship Model 」は、変形型月面ロボット「 SORA-Q 」による月面体験をご家庭でも疑似体験していただけるよう、月に行く機体と同じ大きさ(直径約80mm)、同じ変形、同じ動き(バタフライ、クロール走行)を再現した、 1/1 スケールモデルです。専用のアプリ(無料)を使用して操作し、月面で動く SORA-Q と同じ動き(変形や前後左右の操縦)が楽しめます。また本体カメラを通しての写真撮影や、月面探査の疑似体験( AR を活用して指令をクリアするアプリ内ミッション)など、月での感動体験を自宅で楽しめます。アプリ内ミッションの結果や撮影した画像は“探査記録”としてアプリに蓄積されるほか、 JAXA 等が所有する月の画像を使用した月面探査の疑似体験を通じて“月や宇宙飛行士に関する知識”を得ることができる仕様になっています。

 また、変形型月面ロボット「SORA-Q」がJAXAの小型月着陸実証機「SLIM」に搭載され、月に向けて打ち上げられるタイミング(2023年度を予定)では、株式会社日本旅行から種子島へのパッケージツアー「SORA-Q打ち上げ応援ツアー(仮称)」が発売される予定です。「SORA-Q Flagship Model」の発売を記念して、抽選で1組2名様を本ツアーにご招待いたします(詳細は後日ホームページ等で発表します)。同時に、タカラトミーではライブビューイングを開催し、「SORA-Q」の月面着陸の挑戦を地球から多くの皆様と一緒に応援する予定です。

 タカラトミーは、来年2024年に創業100年を迎えます。「科学技術の進んだ国にこそおもちゃは栄える」これは創業者の言葉です。高度な科学技術をもっと身近に感じるための創意工夫、おもちゃ屋ならではの発想や技術力は、これまで多くの子どもたちに驚きや感動を与えてきました。創業以来、守り続けてきたおもちゃ作りの原点である、安心・安全な品質と細部にまでこだわる職人魂、柔軟な発想力、そしてなによりも子どもたちを笑顔にしたいという強い想いが「SORA-Q」を通じて宇宙探査に活かされることで、子どもたちがこれまで以上に自然科学領域に興味を持ち、宇宙の面白さを知ってもらうきっかけとなってくれることを心から願っています。

 なお、この発売は、JAXAが進めている産官学の様々な異分野の人材・知識を集めた組織で宇宙探査に係る研究の展開や定着を目指している「宇宙探査イノベーションハブ」の成果の一つである「地上での事業化」を実現しています※2。発売にあたっては、宇宙航空の魅力を地上の生活へ届けるための新たなブランド「JAXA LABEL COLLAB (ジャクサレーベルコラボ)」付与商品として発売します。

 「JAXA LABEL COLLAB」は、JAXAと企業の共同研究から生まれた製品、コラボレーションから生まれた製品等に対し、ブランドとなるロゴマークを付与する制度です。

※ 1「SORA-Q」について www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124831-O9-jz2Sa86E
クレジット:JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学

リソース 
質量:本体約250g、サイズ:直径約80mm(変形前)
通信:LEV-1とLEV-2(SORA-Q)間の通信機能
カメラ:前後2つのカメラでSLIM探査機及び周辺環境を撮像可能

 「 SORA-Q 」は、株式会社タカラトミーが国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構( JAXA )、ソニーグループ株式会社、同志社大学と共同開発した超小型の変形型月面ロボットの愛称です(直径約80 mm 、質量約250 g )。月面に着陸する小型月着陸実証機「 SLIM 」に搭載され、月に向けて2023年8月以降に打ち上げられる予定です。月面に着陸後、瞬時に球体が左右に拡張変形し、月面を走行します。そして搭載された前後2つのカメラで撮影した画像を LEV-1 (ともに SLIM に搭載され、探査する小型プローブ)を経由して地球に送信する計画です。

 開発にはタカラトミーの玩具作りにおいて培われた小型化、軽量化の知見と、変形機構に関わる技術が活用されました。おもちゃの開発において重要な要素に「柔軟な発想」「多くの人の手に届きやすい低価格の実現」などが挙げられます。それらは「小型化」「軽量化」「シンプルな設計」につながり、宇宙事業において求められる要素と合致しました。

タカラトミーの小型駆動、変形機構を活用した商品例
 リアルムービングキット(組立式駆動玩具)「ZOIDS」シリーズ(1983年~)や、二足歩行ヒューマノイド型ロボット「Omnibot 17μ i-SOBOT」(2007年)、変形ロボット「トランスフォーマー」(1984年~)など

 また、同型の変形型月面ロボットがJAXAの月面ミッション「LAMPE」(Lunar surface data Acquisition Mission for Pressurized rover Exploration/呼称:ランプ)に参加しています。「LAMPE」ミッションは、民間企業の月着陸ミッションのサービスを活用して、JAXAが研究開発を進める有人与圧ローバ等に必要な月面データを取得することを目的としたJAXA単独のミッションです。
【参考URL】
JAXA LAMPEミッションホームページ humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/tech/lampe/
JAXAプレスリリース www.jaxa.jp/press/2021/05/20210527-1_j.html

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124831-O15-0Gc26W65

JAXA「LAMPE」ミッションロゴ ©JAXA 
 六角形のロゴ形状は、玩具メーカの機構設計技術が活かされた変形型月面ロボット車輪凹凸を模しており、優れた地上技術が活躍する新しい宇宙探査時代の幕開けを象徴しています。また、月面で走行する日本最初のロボットになる可能性があることから、「夜明け、はじまり」のイメージを込めた、光を放出するデザインを採用し、ミッション名の通り、「将来の月探査ミッションに灯りをともす」という想いが込められています。

※2宇宙探査イノベーションハブの目的のひとつである「地上での事業化」について
 「SORA-Q」はJAXA の「宇宙探査イノベーションハブ」共同研究提案公募の枠組みの下、2016年から JAXA およびタカラトミーが筐体の共同研究を開始し、その後、2019年にソニーが、2021年に同志社大学が加わり、4者で共同開発を進めているものです。「宇宙探査イノベーションハブ」は、産官学の様々な異分野の人材・知識を集めた組織で宇宙探査に係る研究の展開や定着を目指して実施しているプロジェクトです。企業が宇宙活動に参入し、新たなビジネスを立ち上げていくことができなければ、持続的な宇宙開発を望むことは出来ない一方で、一般的な企業にとって、宇宙への参入の敷居が高いのも確かであることから、「宇宙探査イノベーションハブ」では、 将来的な宇宙探査への応用を目的としつつ、地上での事業化/イノべーション創出の実現性に重点を置く「デュアルユーティライゼイション」を方針としています。

「宇宙兄弟」について  //koyamachuya.com/
 2007年より『モーニング』(講談社)にて連載開始。30歳を超えてから「宇宙飛行士になりたい」という壮大な夢に挑戦するムッタと、そんなムッタよりも一足先に夢を実現して月面に降り立つ弟・ヒビト。そんな2人を中心に、宇宙を目指す仲間たち、それを支える人々が織りなす濃厚な人間ドラマが好評を博し、連載が進むほどに人気は爆発的に広がる。2011年には、第56回小学館漫画賞(一般向け部門)および、第35回講談社漫画賞(一般部門)をダブル受賞。2023年1月現在(既刊42巻)で累計3100万部(電子含む)を超える大ヒット作となった。

【商品概要】

商品名 :「SORA-Q Flagship Model(ソラキュー フラッグシップモデル)」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124831-O18-mgb02Ka9
希望小売価格 :27,500円(税込)
発売予定日 :2023年9月2日(土)
取扱い場所 :全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、インターネットショップ、
タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」 takaratomymall.jp等   
著作権表記:© TOMY

商品名 :「SORA-Q Flagship Model -宇宙兄弟EDITION-」

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124831-O20-T8xp6ThL

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202304124831-O19-GqLh25hT
希望小売価格:33,000円(税込) 販売個数:限定300個
発売予定日 :2023年9月2日(土)
取扱い場所 :タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」にて takaratomymall.jp     
著 作権表記:© TOMY  ©小山宙哉/講談社

以下2商品共通事項
対象年齢 :8歳以上
商品内容 :SORA-Q本体(1), USB充電ケーブル(1), ホイールカバーL(1), ホイールカバーR(1), ARマーカー(1),ステッカー(1), 取扱説明書(1)
※遊ぶためには「SORA-Q Flagship Model」専用アプリをダウンロードしてください。
※アプリに対応したスマートフォンかタブレット等のデバイス機器をご用意ください。
商品サイズ :直径約80mm(変形前) W125×H90×D135(mm) (変形後・本体サイズ)
素材 :(外殻)アルミ合金、(その他)樹脂 等
重量 :175g (本体重量)
使用電池 :リチウムイオン電池×1個(本体に内蔵)
公式HP:www.takaratomy.co.jp/products/space-toy/

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 JAXA等と共同開発した変形型月面ロボット「SORA-Q」の1/1スケールモデル 「SORA-Q Flagship Model」9月発売