【各ファインディングスの詳細】 ① web3の認知率は約3割(29.7%)。15~19歳の男性が最も高く約半数(48.6%)が認知。 web3について、「名前や特徴までよく知っている」(2.3%)、「名前や特徴をある程度知っている」(6.2%)、「名前だけは知っている」(21.2%)を合計すると約3割(29.7%)となった。約7割(70.3%)が「まったく知らない」と回答し、まだ多くの生活者がweb3について認知していないことが分かった。【図表1】 また、web3の認知率は15~19歳の男性が最も高く、約半数(48.6%)が認知していることが分かった(「名前や特徴までよく知っている」(12.1%)、「ある程度知っている」(10.3%)、「名前だけは知っている」(26.2%)の合計)。【図表2】
② web3への期待は、「情報セキュリティの向上」「一方的なルール改変の防止」「プラットフォーム横断でのツール利用」。web3をよく知っている人は、「DAO(分散型自立組織)」への期待値が高い。 web3について「名前や特徴までよく知っている」「名前や特徴をある程度知っている」と回答した人が今後web3に期待することは、「分散管理によって情報セキュリティが向上する」(36.5%) 、「特定の企業によって一方的にルール改変が行われなくなる」(34.1%)、「各種デジタルプラットフォームを横断的に使えるツール、アイテム、データが増える」(34.1%)などが上位となった。また、web3について「名前や特徴までよく知っている」と回答した人では「DAOの仕組みが、現実の企業組織などのあり方や体制を変える」(50.0%)ことへの期待が最も高い。【図表3】
③ web3への不安や不満は、「理解の不足」「情報セキュリティへの不安」「法制度の遅れ」。 web3について「名前や特徴までよく知っている」「名前や特徴をある程度知っている」と回答した人がweb3について不安や不満に思っていることは、「国民の理解が不足していること」(29.4%)、「サイバー攻撃による情報セキュリティへの不安があること」(29.0%)、「法制度(税制・会計・消費者保護など)が遅れていること」(28.2%)などが高い。【図表4】