有人流速観測の無人化を実現する流速計 新技術に基づいた高性能な着氷検知センサ

2023年1月23日
クリマテック株式会社

2023年1月23日

 

環境観測システムソリューションを提供するクリマテック株式会社(本社:東京都豊島区 代表取締役 郷司尚之)は、ソマー社(本社:オーストリア コプラッハ CEO : Michael Sommer氏)と2022年10月に代理店契約を締結し、2022年12月に非接触電波式流速計および着氷検知センサを河川管理者および研究者に向けて販売開始しました。

 

【非接触電波式流速計について】

電波式流速は、非接触計測方法を用いることにより今までの流速観測の課題である有人観測や漂流物による機器の破損を解決した新技術であり、無人で継続的な流速観測を可能にしました。非接触の電波式流速計は、河川の流量観測の高度化において最も注目されている新技術です。

 ソマー社は、電波式流速計の世界販売でトップシェアのメーカです。ソマー社の電波式流速計と電波式水位計が一体型のモデル(河川用CSM-RQ-30a, 下水道用CS-SQ-R)では、センサ内へ河川の断面図情報を入力することにより、流量値も出力することが可能です。ユーザのニーズに合わせて、河川用の流速のみのモデルや専用データロガーなどのラインナップを提供しています。本器は機械学習機能を搭載しており、従来型の電波式流速計では観測が難しい状況でも観測可能となりました。消費電力が極めて少ないため、太陽電池稼働が可能です。全世界で展開しておりこれまでの生産数も多く、従来品より安価な100万円からの価格設定を実現いたしました。

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107516/202301232319/_prw_PT1fl_0vzRY7YO.png

電波式流速計紹介ページ

https://www.weather.jp/velocity-sensor/

 

【着氷検知センサについて】

着氷検知センサ(CSM-IDS-20)はソマー社の独自技術の静電容量の変化から、従来技術では困難であった着氷の厚さを検知するセンサです。センサは2種あり、組み合わせにより非常に薄い着氷(0.01mm)から中程度(0.1~5mm)、厚い氷(1~80mm)の着氷を検知することが可能です。飛行場での航空機、送電線または風力発電機などのインフラに関わる設備などへの着氷を正確に検知することによりに事故防止、安全管理に大きな役目を果たすことが可能です。

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301232319-O5-130F71u0

CSM-IDS-20 着氷検知センサ

 

着氷検知センサ紹介ページ

https://www.weather.jp/products/snow/ice-detection/ids20/

 

【製品ラインナップ及び価格】

河川用流速計:CSM-RQ-30a 流速、水位、流量(定価\2,400,000-税別)

河川用流速計:CSM-RG-30a 流速(定価\1,000,000-税別)

下水道用流速計:CSM-SQ-R 流速、水位、流量(定価\1,600,000-税別)

着氷検出センサ:CSM-IDS-20 着氷厚さ、温度、湿度(定価\1,540,000-税別から)

データロガー:CSM-MRL-7 専用データロガー(定価\310,000-税別から)

 

【今後の展望】

クリマテック株式会社は長年養ってきた計測技術を活かし、お客様のあらゆるニーズに答えるシステムソリューションプロバイダーとして、防災・安全管理に携わる方々に貢献してまいります。

 

【クリマテック株式会社 概要】

〒171-0014 東京都豊島区池袋4丁目2-11 CTビル6F

TEL:03-3988-6616 FAX:03-3988-6613 URL:https://www.weather.jp/

代表取締役 郷司 尚之

 

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 河川や下水の非接触流量観測に用いる電波流速計及びインフラの安全管理に用いる着氷検知センサを発売開始