EY Global Vice Chair(サステナビリティ担当)のSteve Varleyのコメント: 「ESG推進をめぐる動きは目覚ましい勢いで拡大していますが、一方で土台となる重要な概念について整合や合意がなされていないことが妨げとなっています。最も懸念すべき点は、グリーンウォッシングを指摘する声が増えています。今まさにESGは岐路に立っていると言えます。ESGが直面しているこうしたさまざまな問題に対処していくためには全体的な観点からの体系的なアプローチが必要であり、サステナビリティは誰もが関わるべき課題です。業界のステークホルダーによるオープンな協力体制や信頼の構築に向けた努力を後押しする取り組みを拡大していく必要があります」
EY Japan 気候変動・サステナビリティ・サービス(CCaSS)リーダーの牛島 慶一のコメント: 「近年、インパクト投資に関する議論も盛んになってきていますが、直近の開示を巡る標準化の議論では、まずは長期的な経済的価値との関係から整理が始まっています。ESG情報開示の促進や標準化は、多様な側面を有するESGを巡る議論の整理や、信頼できるデータの蓄積を通じた新たな投資モデルの構築に役立ちます。
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