~10月6日 国際協力の日に向けて考えてみよう、発信してみよう~

2022年10月5日
独立行政法人 国際協力機構(JICA)

~10月6日 国際協力の日に向けて考えてみよう、発信してみよう~
メッセージ作品コンテスト
世界の人々の命、暮らし、尊厳を守るには」
10月2日の「グローバルフェスタJAPAN2022」にて最優秀作品が決定!
最優秀作品・優秀作品公開ページ:https://bit.ly/3xFWp0D

 
 独立行政法人 国際協力機構(JICA)(東京都千代田区、理事長:田中 明彦)は、国際協力の日である10月6日に近い週末に、国際協力の現状や必要性などについての理解と認識を深めてもらうことを目的として、外務省及び特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)共催で日本最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN」を開催しています。2022年は「ここからつながる世界。ともにここから創る未来。みんなが参加する国際協力」というテーマで、10月1日(土)及び2日(日)の2日間、東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて対面形式とオンライン配信形式を両立したハイブリッド形式で開催しました。

 JICAは、「グローバルフェスタJAPAN2022」のステージコンテンツの1つとして、フランスの大手通信社であるAFPの日本語版サイトAFPBBNewsの協力のもと、「世界の人々の命、暮らし、尊厳を守るには」というテーマで7月よりメッセージ作品を募集しました。10月2日の「グローバルフェスタJAPAN2022」のステージでの審査と、一般投票によって最優秀作品が決定いたしましたので、お知らせいたします。
 また、10月5日(水)より、JICA地球ひろば(JICA市ヶ谷ビル内)にて今回の優秀作品6点の展示を行います。11月6日(日)までの一般公開で、どなたでもご覧いただけます。

 
最優秀作品と作者一覧
<AFPBBNews部門>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210057709-O3-894aERLs
作者氏名:濵崎 青也さん
職業:大学生
所在:東京都在住
 

<AFPForum部門>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210057709-O6-2N63c6Co
作者氏名:尾形 巴さん
職業:大学生
所在:東京都在住
 

最優秀作品・優秀作品展示について
■展示期間:2022年10月5日(水)~11月6日(日)まで
■展示場所:JICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内))

 
最優秀作品作者のコメント
■<AFPBBNews部門>最優秀賞 濵崎 青也さん
最優秀賞に選ばれてとても驚いた。今回、このような大きいコンテストでメッセージを込めて伝えられたが、
それを今後日常の会話としてどう取り組んでいくのか、普段から関心を持っている人たちだけでなく、輪を広げていくようなかたちでメッセージを伝えていければといいなと思う。

■<AFPForum部門>最優秀賞 尾形 巴さん
このような賞をいただけて非常に嬉しい。同世代の皆さんと接し、いつもいろいろなところで拝見している方々と一緒にトークをできたことが自分にとって財産になった。
また、いくつになっても学び続けるということを大事にしていきたいなと今日改めて感じた。

 
特別選考委員コメント
■株式会社arca CEO / Creative Director 辻愛沙子氏
 今回選ばれた6人の方々それぞれに強い意志があり、なぜこの写真を選びこのメッセージを届けようと思ったのか、その背景がしっかりしていたことに感銘を受けた。
 AFPBBNews部門の最優秀作品である濱崎さんは、終始ご自身の言葉で話されていて、男性であるご自身だからこそ向き合おうとこのテーマを選んだことの意志を強く感じた。そして、アフガニスタンと形は違えど、ジェンダーギャップに大きな課題を抱える日本に住む私たちにできることは、という”じぶんごと”の視点でメッセージを届けていた点も素晴らしい。写真に写る「ガラス」を軸に、ジェンダーギャップとして日本でも問題視される「ガラスの天井」という言葉にリンクさせて表現していたクリエイティビティさには驚かされた。
 AFPForum部門の最優秀賞である尾形さんについては、今皆さんが関心のあるトピックだからこそ、ありきたりなものにせずどう伝えるのか、というのがすごく難しかったと思う。私自身も表現の仕事をする中で、事実や正しいことをストレートに届けることの大事さを感じる一方で、それだけでは人は情報に慣れてしまうという難しさを感じることがある。だからこそ、”情報”としてではなく、目の前の1人の人として向き合い、そこにあるリアルを掬い上げ届ける”表現”の重要さを再認識した。日常にフォーカスをあてることで、みんなが自分ごと化できるメッセージになっていたと思う。
 その他の優秀賞の皆さんも、自身の想いやこれまでの活動を踏まえ、一歩踏み込んだ気づきがあるトピックや、想像力を働かせる言葉が詰まっている作品が多かった。皆さんすばらしく、勉強になった。

■AFPBBNews編集長 伊藤真悟氏
 今回選ばれた6作品すべてからとても力強いメッセージを感じた。特に最優秀賞の2作品は、写真からインスピレーションを感じながら独自のメッセージを発信していたり、メディアの役割というのが何なのかということを改めて考えさせられたりする作品であった。皆さんには、これからも「世界の人々の命、暮らし、尊厳を守るには」というメッセージを今後も発信し続けてもらいたい。

■主催 JICA広報部長兼JICA地球ひろば所長 竹田幸子
 今回、様々な世界情勢がある中で、皆さんがニュースで見て、学校で学んだ結果として、紛争に起因して難民になられた方や、多様性というものに触れる作品が多かった。その他、新型コロナや気候変動など、今我々に襲い掛かっている脅威をテーマとした写真を使いながら、自らのメッセージを作成した作品もたくさんあった。今回、若い世代の皆さんが同世代に伝えたいメッセージを作ってくださり、我々JICAは大変嬉しく思う。今後は、メッセージを伝えた先の人たちと仲間になり、さらにアクションにつなげていっていただければと思う。

 
<参考>
その他各部門の優秀作品と作者一覧
<AFPBBNews部門>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210057709-O2-3NLY0wVU

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210057709-O4-57zt1645

 
<AFPForum部門>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210057709-O5-CWoSR9S3

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210057709-O1-D6QTEegO

 
応募概要
■作品募集期間:2022年7月16日(土)~9月5日(月)中まで ※応募受付は締め切りました
■応募資格:2022年10月時点で成人(18歳)以上
■作品応募部門:
<AFPBBNews部門>
AFPBBNewsが実際に発信した報道記事の中から写真を1枚選択し、メッセージを作成。
<AFPForum部門>
世界約5000社が契約する世界通信社AFPの多言語報道データベース(英語)を活用し、その中から写真を1枚選択しメッセージを作成。
■応募条件:1人あたり各部門1点ずつまで(=2部門両方への応募も可能)
■選考スケジュールについて:
-9/5~        一次審査
-9/21          最終候補作品発表
-10/1~2     グローバルフェスタJAPAN2022会場(東京国際フォーラム)にて一般投票
-10/2          グローバルフェスタJAPAN2022ステージにて最終選考・最優秀賞発表
■最優秀作品・優秀作品公開ページ:https://bit.ly/3xFWp0D
■主催:独立行政法人 国際協力機構(JICA)
■協力:AFPBBNews / 学術団体十大学合同セミナー

情報提供元: PRワイヤー
記事名:「 「世界の人々の命、暮らし、尊厳を守るには」10/2の「グローバルフェスタJAPAN2022」にて最優秀作品が決定