EY Japan インフラストラクチャーアドバイザリー担当 アソシエートパートナー福田 健一郎(ふくだ けんいちろう)のコメント: 「人口減少下で老朽化していくライフラインを効率的に維持・更新していくためには、先端テクノロジーを最大限活用することが不可欠です。今回、EYでは、我々が培ってきた公共インフラセクターでの知見や財務会計に関する専門性を生かしながら、テクノロジーを保有するスタートアップであるFractaと連携して国内初となる下水道管の劣化予測実証に取り組み、効率的な事業実施につながりうる結果を得ることができました。EYでは、今後もインフラセクターでのイノベーション創出に向けた多様な取組みを推進してまいります」
本業務のFractaの責任者であるFracta Manager of Business Development前方大輔(まえかた だいすけ)のコメント: 「実証を進める中で水道と下水道は似て非なるものであることを痛感しました。その中でも水道事業での経験を生かし、過去の劣化・異常に関するデータと環境ビッグデータをAIが解析することによって、大津市様における下水道管きょの劣化状況を把握することができました。Fractaでは、水道事業で既に複数の自治体で活用頂いているAI劣化診断を下水道分野でも実際の製品として速やかにご提供できるように、準備を加速したいと考えています」
なお、EY新日本およびEYSC等を含むEY Japan は、アシュアランス・税務・コンサルティング等のプロフェッショナルサービスを提供しており、行政・公共サービス分野においても、クライアントが抱える課題解決に向けたアドバイザリーサービスを提供し、デジタルテクノロジーの活用もサポートしています。また、EY Japanの上下水道事業専門チームが、全国の自治体や民間企業向けに経営をサポート、官民連携、広域化などのさまざまなサービスを提供しています。「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」というパーパス(存在意義)の実現に向けて、官民のイノベーション促進や、行政・公共サービス分野でのより効率的で優れたソリューションの提供に向けた取組みを今後とも強化してまいります。
〈EYについて〉 EY | Building a better working world EYは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。 150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。 アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。