EY Global Forensic &Integrity Services のリーダーであるアンドリュー・ゴードンは、次のように述べています。 「COVID-19のパンデミックは、世界中の企業のインテグリティ規範に深刻な影響を及ぼしました。仕事のやり方が変わったことで、不正や非倫理的行動のリスクが高まりました。ハイブリッドワーク(リモートワークとオフィスワークの組合せ)では、効果的なコンプライアンスモニタリングを行うことが難しく、また、危機的状況下では、企業や個人がより多くの財務的・経済的プレッシャーに直面するため、一般的に不正リスク要因が増加します」
EY Japan Forensics &Integrity Servicesリーダーの荒張健は、次のように述べています。 「企業が次々とESG(環境・社会・ガバナンス)コミットメントを行う中で、Say-Doギャップ(言行の不一致)を生じさせないことの重要性がさらに増しています。どんなコンプライアンスプログラムであっても、形だけで魂が込められていなければ、構築しても機能しません。この点は、多くの日本企業で課題とされているところだと思います。強力なインテグリティ文化を醸成させ、「変化や競争から逃げない」組織を作り上げることが、真の競争力を獲得するととともに、企業にとって最も重要な人財を不祥事によって失わずに済むことにつながるのではないでしょうか」
〈EYについて〉 EY | Building a better working world EYは、「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」をパーパスとしています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。 150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。 アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。