クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド独自のオフィス戦略ツール(Experience per Square FootTM (XSF))から集約された知見によると、程度の差こそあれ、従業員はすべからずより柔軟なオフィスを望んでいることがわかりました。経営陣は、企業文化や従業員のオフィスエクスペリエンスの均質化を維持しながらも、柔軟性を拡大していく方法を模索し、オフィス空間の「量よりも質」を重視するようになってきています。従業員の健康維持やワーク・ライフ・バランスの充足に資するビル機能が最高格付けであると認証されたような高品質なビルは不可欠となります。同様に、社内外を問わず、途切れなく作動するテクノロジーに基づいたソリューションも必須となります。オフィスでのエクスペリエンス、他者との繋がり、チーム単位での協働作業、企業文化、ワーク・ライフ・バランスの実現など、まさにオフィスの本質的役割・目的を実現させるためにも、熟考された設計と内装の基準に準拠していくことが重要となります。