画期となる自己治癒コンクリートの実用化を機に「脱炭素第一」(Decarbonization First)を経営のモットーに掲げ、環境負荷の大きいコンクリートメーカーから持続可能なスマートマテリアルカンパニー(賢い素材の会社)への転換を急いでいますが、先のCOP26の議論等を踏まえると、一日も早いネットゼロの達成期限を明示した、より具体的で大胆な行動計画を打ち出す必要があると判断。現在保有あるいは開発中である素材系の脱炭素化テクノロジーに加えて、当社のPC(プレストレストコンクリート)技術を応用した大型風力発電事業への参入等を組み込んだ「NET ZERO 2035ロードマップ」を新たに策定し、IPCC目標より15年前倒しでGHGプロトコルに基づくトータルなネットゼロの実現を目指すことにしたものです。